2年後のドールファンタジア

「お人形みたいね」って言われますの。

赤く染め続けてセルロイドみたいな髪の毛がね。

横浜高島屋のギャラリーでやってた「ドールファンタジア」を観てきました。

人形ったらハンス・ベルメールに始まり、ペヨトル工房四谷シモン球体関節人形や押井守「イノセンス」を経由するというのがsubcul damacyのたしなみですからね。
実際のところは、人形の写真や人形やクレイのアニメは好きですが、ブツとしての人形はちょっと苦手。
だって生身の人形って怖いじゃないですか(1階層ずれてる?)。

余談ですが、ファンシーでかわいい感じのやつ(しかも動物じゃなくて人間)は、マジ怖い。眼も合わせたくないくらい怖い。
オバサマ方は「まぁかわいい」とか言ってましたが、端から怖さを狙ってるのとか妖怪っぽいのとか皮肉ものとか偽悪的なのの方が安心です。

この展覧会は創作人形公募展の入賞作&プロの招待作で全国を巡回しているもので、2004年の3月に始まって2年経っています。
移り変わりの速い業界にいるので、2年経ってもあまり価値の変わらないものというのは、どちらがいい悪いではなく感慨深いものがあります。
が、入賞作品の中で気に入ったものの作者の名前をメモってきて、検索してみたのですが、半分くらいの方は結果なしでした。
グーグル先生が世の中のすべてを知っているわけではないので一概には言えないですけれど、一見時間に左右されなさそうとか思っているところにも2年という年月はあるのかもしれません。
私が一番気に入った大賞作「満月の海」の今西麻喜さんという方はご活躍のようで一安心。


2年かー。
2004年3月ったら、
・mixiができたばっか
・ライブドアがニッポン放送株TOBとか騒動
・アサヒ・コムがリニューアル、ユニバーサルデザインを導入
・「Googleデスクトップ検索」日本語版がついに登場
・ごくせんで日テレが視聴率トップに

ずいぶん昔かと思ったら、ついこないだじゃんって感じのものもありますね。

って感想は、歳をとればとるほど時間の流れが速くなるという、なんとかの相対理論ですか?。

未来のイヴ 未来のイヴ」byヴィリエ・ド・リラダン

「イノセンス」はこの「未来のイヴ」の引用から始まります。
subcul damacy的には、戦前に出版されたこの書は長年入手困難な伝説の本でした。それが96年にやっと再販。当時文庫としては高額な1500円でしたが、手を合わせんばかりに買いましたとも。
話は単純っちゃ単純で、生身の女の下品さに絶望した青年貴族のためにエディソンが人造人間ハダリーを造ってあげると。でそのハダリーを持って帰るときに事件があるのですが、それはつけたしのごとく延々青年とエディソンの会話がメインと言えます。
細部の表現は面白いし哲学的でも繊細でもあるんだけど(まぁ若かりし頃はそこに感心して読んだんだけど)、今思うとこれって男ヲタ的屁理屈っぽいかも。いや偏見ですよ。
繊細でパーではない若者諸君は読む価値大アリ。

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コメント

>・ライブドアがニッポン放送株TOBとか騒動

これって2005年3月じゃないですか?

ありゃー。
mixi以外は1年違ってましたね。
InternetWatchのバックナンバー押し間違えた。
そりゃ、ついこないだだわ。

改めて挙げてみると、
・NetskyとかBagleウィルスの大流行
・paperboy&co.がGMOの子会社に
・アッカ個人情報漏洩
・googleパーソナライズドサーチ公開

結構昔の話でした。

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