サイトリニューアルの理想と現実

今日は「以前に担当していた会社さんが作ったシステムやサーバを使い続けるけれど、デザインは全部変えて新しいシステムも追加する」というやっかい事をかかえたサイトリニューアルの公開が2つ重なって、てんてこ舞いでした。

そうせざるをえないお客様側の理由もあり、現実的にそういう事態を否定するとある意味サイト自体の進化を妨げることにもなります。
なので、うまく対応していきたいとは思っているのですが、準備したテストサイトでは検証しきれず本番勝負になるところもあって、最後のところでバタバタしてしまいます。

いくつかのことは想定して臨んでも従来システムがちゃんと機能しなかったり、新しいコンテンツがちゃんと表示できなかったり。
主にはサーバの設定によるもので、対策も考えた上ででも。
今回より厳しかったのは、つぎはぎで来たと思われるサイトでした。
コード系の処理やテンプレート化などが一貫していなくて、そこにまた当社が作った異質なものが入る訳ですから、あっち立てればこっち立たずになったり。


理想論で言えば、そんなのあり得なくて事前に充分調査して統合す「べき」でしょう。
でも現実はねぇ。
つぎはぎ具合の経緯だって想像がついてしまうのです。
うちが今まで作ってきたものだって、コストと納期ゆえに決して美しくなるところにたどり着いていませんし。

結果的には「そんなのいゃー」と叫びつつ、対処療法的にどうにかするんですけど。
でも、「美しいサイト」への夢は捨てませんよ。

シャングリ・ラ シャングリ・ラ」by池上永一

「シャングリ・ラ」はまま「中国奥地にあると言われる幻の理想郷」と解説されます。

これは、私の好きな書評家さん達も絶賛の近未来スペクタクル。
地球温暖化を阻止すべく二酸化炭素の排出量による評価が進む国際経済。そこで生き延びるために東京を森林化して空楼都市を造る日本。過激な森林化に蹂躙され戦う低層庶民。そこに現わるる戦う美少女救世主。
むべなるかな。ありえねー!の連続だって面白かったです。活劇としてかなりのところで成立してますよ。

だけどね。
(出た、ひねくれ根性。こっからは若干のネタバレを含みます。)
細々は除いてもひっかかったのは2点。
  • (池上永一さんは沖縄の人で、今まで沖縄にこだわった作品を書き続けてきたのね)沖縄人が「万世一統、三種の神器」の話でいいのか?
  • あとがきで「東京のシンボルは皇居なのだと(沖縄人=外人みたいな私は)発見したのが重要」みたいなことを書いてあったけど、それって、うん10年前のロラン・バルトを持ち出す必要もない程に陳腐過ぎやしないか?
私がOldTypeなんだろうけど。

そんな余計な事を考えても、エンターテイメントとして楽しめる作品です。
蛇足ながら「シャングリ・ラ」には"月と太陽"という意味もあるとかどっかで読んだんですが、だとしたら良いタイトルだ。

WEBサイト制作のことなら株式会社シーブレイン(横浜)までご相談ください。

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