トラックバック応酬

ご存知のようにトラックバックというのは、基本的には「自分のブログであなたのブログの事を書きましたよ」と通知する手段です。
通知された側には「こんなブログで紹介されましたよ」ということでトラックバックを打った人のブログがリンクされます。
様々な思惑のもとに、ブログの女王眞鍋かをりさんのエントリーには千も二千ものトラックバックがつきます。

ある方のまとめによれば、トラックバックには以下の4つの文化圏があるそうです。

  • 最初に書いた通知の意味での「言及リンク文化圏」
  • リンクしなくても関係ある内容だからいいじゃんの「関連仲間文化圏」
  • 相手の意図に関わらず受けたら返す「ごあいさつ文化圏」
  • 宣伝目的オンリーの「spam文化圏」

山本いわく、トラックバックがこんなに流行っているのは日本だけ、だそうです。
その話を聞いたときに、そうかもねと思ったのは上記「ごあいさつ文化圏」の派生とも言える「おともだちポトラッチ文化圏」を思い浮かべたからでした。

日本のブログには、何かテーマがあるわけでもなく何を主張するでもなく、ただただ日常を綴るブログというより個人的な日記という感じのものが多数あります。
(たまたま検索とかで辿りついてしまいますが、日本語以外はその手のものには辿りつけないだけで海外にはあまりないかどうかは知りません)

一時期その手のブログで、「ともだち・仲間だからトラバ」に「おかえしのトラバ」の繰り返しというポトラッチ状態をよく見かけました。


ポトラッチというのはインディアンの儀式で、「贈り物をもらったら、より高価なものを贈り返す」「返された方はさらに高価なものを贈り返す」という応酬の習慣だそうです。
それは富を誇示するためなんだそうですが、普通に想像して分かるように、どちらかが折れなければ破綻します。実際に破産してしまうこともあったとか。

現実はどうかはわかりませんが、あの「ともだちポトラッチ文化圏」も永久には続かず、破綻したものもあったのではないかと。で、一時期より減っているのではないかと。
インディアンの儀式が何で日本的なんだよ!と突っ込まれるかもしれませんが、友達の輪ぐあいがね、私の中では非常に日本的な印象だったのです。

オチ?ないなぁ。
私は程度によっては「関連仲間文化圏」容認、基本は「言及リンク文化圏」ってことで申請しようかと。

LACALACA LA CALACA」by澤井健

そういえばポトラッチねたのマンガがあったよなーと記憶を探ったら、多分「サーフサイド・ハイスクール」中だったと。
すんごい面白かったんですけど、途中で連載中止になって"消えた漫画家"状態になっていた澤井健さん、2年位前に復活していました。
このLA CALACAは、フリーダ・カーロ以外の何者にも見えないフリーダという女性が主人公です。内容は現実のフリーダ・カーロの人生とはあんまり関係ないんですけど。
丁寧な絵と愛すべきガイコツ達と物語もすてきな作品です。
無理だろうと解りつつ、サーフサイドの続き描いてー!!

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