ただの箱

自宅のPCが不調で、ネットワークにつながらなくなってしまいました。
色々やってみているのですが、解消できず。

通常は自宅にいる間は常にパソコンが立ち上がっているのですが、インターネットにつながらないと使い道がなくて、めずらしく電源を落としました。
昔、ネットにつながっていないときに何にパソコン使っていたやら思い出せません。
メールの読み書きできず、調べ物もできず、RSSリーダーもチェックできず、サイトも見れずに何するってんでしょう?

「ソフトウェアがなければ」と言われますが、私にはソフトだけあってもただの箱でした。



箱男」by安部公房

(co.jpでは写真がなかったので写真は.com)
ダンボールを被って徘徊する「箱男」の独白の話ですが、話が進んでいくうちに誰が主体やらわからなくなる荒唐無稽とも言える妄想的な話です。
好き嫌いはあると思いますが、個人的には阿部公房作品全般の不安な感じとエロ感が好きです。もっと評価されてもよいのになぁ。
ある意味とても日本的・昭和的でもあり、「ALWAYS 三丁目の夕日」みたいな"いかにも"とは違った懐古感も味わえるのでは。

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ブライアン・イーノの現代アート

今日打ち合わせの帰りに通りがかって、原宿のラフォーレミュージアムで「"77 MILLION" an Audio Visual Installation by BRIAN ENO」を観ました。

ブライアン・イーノといえばアンビエント・ミュージックの祖といわれるイギリスのミュージシャンです。個人的には初期Roxy Musicで死神のようなルックスでシンセサイザーを操っていたのが強烈な印象で。今や普通の知性派おやじっぽい風貌ですが。
最近では、数年前のFuji Rockで終電に乗ろうとダッシュしている途中で演奏しているのを見かけた以外すっかりご無沙汰してました。


この展覧会は音楽よりも映像に重点があった感じがします。
「光」にこだわったイーノは、背後から光があたっている切り絵のようなのに正面も陰ではなくて色彩が生きている、光に溢れた抽象的なCGを様々なサイズのディスプレイで流します。
そしてそれは、じーっと見つめていなければ分からない、まるで日の入りを観測しているようなじわじわ感で変化しています。
たくさんのディスプレイの中で、どこで足を止めてじっくり観るかは直感でしか選べないでしょう。
私が観た時には大きなディスプレイの前で寝転んで観ている人もいました。多分それも正解。


私はいくつものディスプレイが一覧できて更に床が鏡状態になっていて一覧倍増のスペースに腰を落ち着けてみました。
これが、不快という意味ではなくて非常に不安な心境になる体験でした。
それぞれのディスプレイはちゃんと見つめていないと変化がわかりません。どれかのディスプレイを見つめていると、そのディスプレイの変化はほんの少しなのに、いつの間にか周りのディスプレイが全然変わった絵になっていたります。
一つに集中するから周りの変化が見えないのか?と全体をぼーっと見ていると、何が変わったのだか何も変わってないのだか分からない状態になります。
うへぇと思うと、全体を見ていたつもりなのに見落としてたところが変わったような気がしたり。
これって自分の何かの心理状態を暗示してる?なんて思ってみたり。

検索したら「癒される」と書いている人が何人かいらっしゃいましたが、私は癒されはしなかったなぁ。
ぱっと見のCG自体はいかにもありがちっぽいのですが、多分観る人によって全然違う体験であろうことを含め、面白い体験でした。

4/3までだそうです。興味のある方はぜひ。


アナザー・グリーン・ワールド アナザー・グリーン・ワールド

イーノがアンビエントの祖となった「ディスクリート・ミュージック」と同時期のこのアルバムはポップでニューウェイブでした。中でも「I'll Come Running」って曲がいいんですよ。穏やかでかわいらしくて。


ロング・ウェイ・アップ ロング・ウェイ・アップ

賛否両論ありましたし何よりENO&CALE名義なのにその後不仲とのことで、双方消し去りたい過去のようで。
私の中では、ポップ具合が爽やかにハマって、目覚ましCDとしては一番のヘヴィーローテーション作品です。

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ファイル管理とソーシャルブックマーク

先日、興味深いファイル管理ツールの紹介記事を読みました。
COULD:新しいファイル管理

Keep It Together (KIT) というMac用(なので非Macユーザの私は使ってみることができない)のファイル管理ツールなのですが、いわゆるフォルダの階層構造とは別に、別々のフォルダで同じファイルを共有できるというものだそうです。

この記事を読んだときに、これって「ブラウザのブックマーク」と「ソーシャルブックマーク」の関係に似ているかも、と思いました。

「ブラウザのブックマーク」は既存のファイル管理に相当します。
ブックマークの数が増えてくると、フォルダを作って分類して整理しますよね。

例えば弊社シーブレインのサイトをブックマークするとしましょう。
その人がどういう志向かによりますが、「Webデザイン」-「制作会社」-「横浜」というカテゴリでブックマークしたとします。
でも、あぁこのサイトはXHTML+CSSでコーディングしてるんだと思ったら「Webデザイン」-「CSS」というカテゴリにも登録してくれるかもしれません。
あるいはマニュアル制作にも興味を持ってくださっていれば、「マニュアル」-「制作会社」とか「マニュアル」-「ローカライゼーション」とか。


要はひとつのブックマークを複数のカテゴリに入れたい場合、「ブラウザのブックマーク」はコピーするなり何なりして、複数のフォルダにいちいち登録する必要があります。
そして探すときには、「Webデザイン」の下の「制作会社」の・・・というように探します。
ある意味これは構造的思考に適ってはいます。

一方ソーシャルブックマークの場合は、登録するときに「タグ」といわれるメタ情報をいくつでも付与できます。
「Webデザイン」「制作会社」「CSS」「マニュアル」「ローカライゼーション」・・・というタグをつけておけば、一回の登録でどのカテゴリにも所属させることが可能です。
それって逆に整理されていない感じがするかもしれませんが、プラス検索機能があることで階層構造にとらわれない情報分類が可能です。

似てませんか?

個人の嗜好としては物理的に階層構造化されたものが好きだったりしますが、タグ・folksonomy(いきなりな用語なのでとりあえず解説サイトにリンク)の魅力はそれ以上に興味があるものです。


タグだいすき タグだいすき

「タグ」の検索結果から。
へぇぇ赤ちゃんってタグ(意味が違う)が好きなんだ、と知りました。
子育て経験がないと、いい歳をしても知らないことがたくさんあります。
育児ママ社員の話にも知らないことがたくさん。
そして最近の(でもないのか?)パパどもも出産・育児に妙に詳しく、いやそういう観点ではその単語は普通なんだろうけど・・・なんてどきっとする単語が会話に出てきたり。

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桜と地図

桜の花が咲き始めました。

今日通りがかった千代田女学院(麹町)。
060324千代田女学院の桜

3分咲きくらい?

桜の開花予想は気象庁と民間気象会社で1週間程食い違いが出ていました。
ということは、結構予想が難しいものなのですね。年々気象が不安定な感じがするし。
ここ数年、身の回りで結構時期を外しちゃった(もう桜が終わっている)桜イベントが目に付くような気がしているのですが、気のせいでしょうか。


ほぼ日桜前線ほぼ日刊イトイ新聞でもほぼ日桜前線2006が始まりました。

急速にあちこちに浸透しているGoogle Mapを使ったサービスです。
読者からの桜開花情報&写真をマッピング。
ブログにも飛びつかなかったほぼ日にしてはめずらしいかなと思ったのですが、
・読者の投稿で成り立っている
・直接投稿できるわけではなく、スタッフが編集する
・記事のレイアウトは、ほぼ10年変わらないスタイルである
というあたりが、いかにもです。

Googleと前後してYahooやMicrosoftも地図アプリのAPIを公開しました。
地図情報というのはちょっと前までは「高価」なものだっただけに、自由に使えるとなると、商用非商用かかわらずおもちゃを手に入れてちょっとした躁状況となっている感じがします(悪いって意味じゃないです)。

山ほどあるGoogle Mapを使ったサービスの中からいくつか。


060324d.gifJapanese Castle Map

まずは典型的なもの。
情報のある場所(この場合は日本のお城の所在地)にピンが立っていて、ピンをクリックするとサムネールと詳細情報へのリンクが表示されます。
地図はGoogle Mapの機能で、ドラッグしてぐるぐる動かすことができますし、左のスライダーで縮尺も変えられますし、[サテライト]をクリックすれば航空写真にも切り替えられます。


地図上で距離を測る地図上で距離を測る

地図上で出発地点~経由地点~終点をクリックしていくと、その距離を計算してくれます。
「今日あそこからあそこまで何キロ歩いたかなぁ」とかいうのがわかる、パーソナルな面白ツールです。


てなわんわんワールドはてなわんわんワールド

(ログインが必要なので画像をクリックすると大きな画像を表示します)
50%ルールのはてなが「正式サービスにはなりきれない」という「はてラボ」っていったい何%のできなのか?

そのはてラボのわんわんワールドはログインするとGoogle Map上の自分のポイントが犬で表示されて地図をぐるぐるや場所検索することで移動できます。
フォームに入力して「発言」すると吹き出しにせりふが表示され、友達以外の発言は「わんわん」としか表示されませんが、しかる手続き後友達になると発言内容が表示されて会話ができます。
最近好きな場所に「おうち」を建てられるようになりました。
デフォルトポイントの渋谷近辺は出会い率も高いので密集地ですが、うちの会社の近辺も結構建ってます。
ちなみにちょっと範囲を広くしたので犬マークは表示されていませんが「会社」って言ってるのが私です。

役に立つとか便利とかはさておき(って前にも書いたなぁ)、楽しくないですか?
このおもちゃを使って何ができるかという想像力の賜物がまだまだ出てくるでしょう。


劇団夢の遊眠社「贋作・桜の森の満開の下」 贋作・桜の森の満開の下」by野田秀樹

梶井基次郎の「桜の樹の下には屍体が埋まっている」というセリフは、散りゆく桜に儚い想いを抱く日本人のハートをがっちり掴みました。
これにインスパイアされたかどうかはちょっとググっただけではわかりませんでしたが、坂口安吾の「桜の森の満開の下」も美しい哀しい幻想的な作品です。

その「桜の森の満開の下」と同じく安吾の「耳男と夜長姫」をベースにした野田秀樹作・演出・主演のこの舞台は、夢の遊眠社後期の傑作です。
時には言葉遊びで終わってしまうセリフも美しいリズムに昇華していますし、何よりも夜長姫役の毬谷友子さんが奇跡のようにすばらしかった。

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RSS、全部出すかケチるか問題

さて効率よく記事を読むためには、RSSリーダーの機能だけではなく、RSS自体がどのように提供されているかが重要になってきます。

RSSリーダーは、そのサイトが書き出し(フィード)ているRSSを読み込んで表示しています。
なにをどうフィードするかはサイトにより様々です。

  • 画像やリンク情報も含め記事の内容をすべてフィードしているものや、
  • 記事の見出しだけフィードしているもの、
  • 見出しと冒頭部分だけフィードしているもの。
    060322c.gif

例えば実際の記事には表示されない「概要文」をフィードすることも可能ですし、フィードの中に広告を入れることも可能です。求人情報や物件情報などの「検索条件」に対して結果をフィードすることも可能です。

以前に「全部出すと、RSSリーダー上で読まれてしまってアクセス数が減るので、ちょっとしか出さない」と書いていた人がいました。
これは、読み手の利便性を無視した狭量な考え方ではないでしょうか。
そう思うなら、むしろ「RSSリーダーで読まれている数をどうやって知るか」という方向に考えていかないとネット社会(大げさ)は後退するのではないかと。

最近SEOの話をしていても思うのですが、単なる「アクセス数」からもっと実を伴うかどうかの局面に来ている気がします。

話がずれました。
だからと言って全部出すのが必ずしもよいとは限りません。
情報を効率よく拾うためには、一覧性も重要です。
ニュースサイトのように記事の本数が多い場合や記事の量が多い場合は、見出し+αで一覧して興味あるものをクリックして読みに行く方が、スクロールするよりずーっと使いやすい。

要は記事のタイプや内容や更新頻度と、読者がどう読みたいかを想定したフィードとしてくれるとよいなと思うのです。
そして、そんなRSSフィード具合のユーザビリティも評価される時代になるのではないでしょうか。


フリークス フリークス」byトッド・ブラウニング

まわりくどいですよ。

「フィード」でamazon検索したら著者名レスリー・フィードラーでひっかかって「フリークス―秘められた自己の神話とイメージ」がヒットしました。
うわ、これ持ってるよ、こんなところで出会うとは。
内容的にはお堅い文化論系です。高いし。
で、なぜその本を買ったかと言えば、この映画との出会いがあったからです。

80年代の小娘の頃に、黙壷子(もっこす)フィルムアーカイブというちょっと怪しげな上映会で観た伝説のカルト映画です。
見世物小屋の話で、本物のフリークス達が役者として出演しているのがセンセーショナルだったらしく。
でもモノクロなのでえげつない迫力はなくて、むしろ品のあるともいえる映像だし、まったく偽善的には描いていないけど(みんなプライドが高くて撮影に苦労したという後日談には納得)健常者の俗悪具合との対比がうまく収まって”ちゃんとした”映画でした。
小娘には併映の「ピンク・フラミンゴ」の方がキツかった。その手もすぐに馴れちゃったけど。

時間が足りないなら、ブログ書く時間の半分は占めてるこの無理やりamazonやめればいいのに?

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効率的に記事を読みたい

私は「あの人いつ寝てるんだろう?」の"超人"ではないので、
仕事を終えて家に帰れば、録画したドラマもみなきゃいけないし本も読まなきゃいけないし、ブログも書かなきゃいけないしRSSリーダーで記事もチェックしなきゃいけないし、で時間が足りません。

最近時間取られてるなーと思うのは、RSSリーダーでのチェック。
調子に乗って興味があるものを次々登録していると、1日経たずに未読が1000を超えます。
で、帰宅後消化する訳ですが・・・。

こうなってくると、いかに効率よく情報を拾っていけるかが重要です。
以前にも書いたように私はFEEDBRINGERというRSSリーダーを使っています。
すっかり満足しているわけではなく、効率化観点でいくと、色々つけて欲しいなという機能があります。
例えば、

  • キーワードを設定してフィルタリングできるようにしてもらえるとありがたいとか
  • 更新していないRSSの購読をやめるために最終更新日が一覧できるといいのにとか
  • 読もうとするもののフィードを開いたらトップを表示して欲しいとか
  • クリップしたものを検索したいとか

その他色々。些細っちゃ些細なんですけど、効率ってのは些細の上に成り立つのです。

あとRSS自体についても思うところがあるのですが、これはリーダー側の問題ではないので別途。

最近FEEDBRINGERがらみでは、こんなツールがありました。
その記事がはてなブックマークでどれだけブックマークされているかを表示するツールチップです。
私ははてなブックマーカーではないのですが、被ブックマーク数が多い記事というのはそれなりに注目されている記事なので、参考にはなります。

機能に対する要求は人によって違うので、それをひとつひとつ実装してくのは大変なことです。
Flickの話の時にも書きましたが、こうやって誰かがツールを作ってくれる環境というのは大事だろうなと思います。


超人計画 超人計画」by滝本竜彦

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」「NHKにようこそ!」で引き篭もりの星となった滝本さん。内容はいかにも引き篭もり・オタク的なんですけどね、これがどれも意外とポジティブなのです。
そこが引き篭もりに対する欺瞞っぽいとこもあるのですが、私は嫌いじゃない。
でも最近書かれていないいようですが?

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泣き本

前回も書きましたが、私も花粉症なので、この季節は眼はしばしばかゆかゆ涙眼、鼻はぐずぐずです。

憂鬱な季節ではありますが、そんな中でもよいこともあります。
「電車の中で泣き本を読んでもOK」

何してなくても涙目鼻グズですから、うっかり泣き本を読んで電車の中で泣いてもバレません。
バレませんってか、すでにその状態を晒して電車とかに乗ってる自体、いい大人がいかがなものかってのはさて置いて。要はバレなくてラッキーと思える気持ちが大事!てことで?

さて、「泣ける」についていくつかつらつらと。

  1. 歳を取ると、くだらないドラマとかでも簡単に泣けるようになる(と私も含め周りの人も言う)。
    ストーリーを知らずにラストだけ見ても泣ける。
    これは、そのシーンが泣きに至る経験値が高まって瞬時に想像できるようになっているからではないでしょうか?
    例えば、「ありがとう、と言うばぁちゃんを見送る孫と、後ろで後悔の表情を浮かべる確執があったであろう嫁」みたいなシーンで小学生は泣けないだろうけど、私は泣ける。
  2. なんで瞬時にそんなことをする必要があるのか?
    人は泣きたいのだと思う。東京タワーの売れ具合とか2chの泣けるシリーズとか見るに。
    知的な欲求ではなく、もっと本能的にその手の「泣ける」は快楽なんではないかと。
  3. そして泣いたからと言って、その作品がすばらしいとは限らないし、「泣ける」以外に価値がないかもしれない。1.の理屈で言えばステロタイプな物ほど泣ける可能性は高い。


だからどう?って話ですが、この季節は大手を振って読みますよ!泣き本。


アルジャーノンに花束を アルジャーノンに花束を」byダニエル・キイス

最近は泣き本も色々ありますが、ちょっと前までダントツ1位だったのはこのアルジャーノンではないでしょうか。
名作です。
最初は少し読みにくいかもしれませんが、がまんしてラストの号泣ポイントに至ったとき、「文章の力」を発揮した作者と訳者に喝采です。
これはステロタイプではないし(その後マネ手法のものも出てきてますが)、単に本能ではなく知的な泣きだと思います。

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事前に準備をする

風が吹き荒れ、大雨が降って春になりました。

春といえば、花粉症。すっかり季語ですね。
私は10年程前に発症したのですが、身の回りで年々発症者が増えています。
この勢いはそのうち花粉症にあらずんば人にあらず状態になるかも、と思えるほど。

そして花粉症対策は巷に溢れ、ダイエット法のごとく海千山千、玉石混合。

中には、なるほどそうなのねと納得しちゃうものももちろんあります。
何に納得するかは人それぞれでしょうけど。
私がそうかそれやってみよう、と思い続けているのは、発症する前に何だかの免疫系の注射をするというもの。
来年こそはやってみようと思いつつ、毎年春に突入してしまいます。

開き直ってますが、何でもギリギリにならないとできない私には無理だって。
よくある例えですが、いわゆる「試験の前日になって徹夜するタイプ」ってヤツです。

仕事もそれじゃぁ、困るでしょうと思うでしょ?
確かに。
仕事ではちったぁ準備するようにしてるつもりですが。
でも根本が変わらないので、スタッフには迷惑かけているかも。


ただね。屁理屈ですけどね。
サイトの構築って、流れの速い業界でどんでん返しの多い商売なのです。
それでよいとは思わないけど、事前の準備なんて無駄になって目の前にある状況への対応能力が問われる仕事でもあるのです。それをよしとはしたくないけど。

だから、こんな経験も本人次第で将来の糧になるかも、なんて。


葉桜の季節に君を想うということ 葉桜の季節に君を想うということ」by歌野晶午

ミステリーは基本的にオチを明かしちゃいけないものです。
でもうっかりネタバレを書いてしまう書評とかあるし、オチがわかってもその作品のを読む価値が下がらないものものあります。

これのオチは、人によってはかなり早い段階で想像がつくかもしれませんが、かなりの「どんでん返し」です。まぁ××トリックだけど。
そしてそのどんでん返し具合が作品の評価になっているので、流石にネタバレを書くのは憚られる、ってぐらい「そこ」(意地悪を言えば「そこだけ」)に価値のある作品だったりします。
何を言っているかわかりづらいと思いますが、どんでん返し感を味わいたい方はぜひ。

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相応の価値

会社が馬車道・関内に移転してから、引越したい欲がむくむくと沸いて物件探しを始めました。

今の部屋に引越したときは、2日で5、6件見て割り切ってすぐ決めたのですが、今回はもう10件以上も見て廻っているのに決められません(付き合ってくださっている不動産屋さん、ごめんなさい)。

いくつか見て行くと、一見お得な値段に思えてもそれなりの理由があることがわかってきました。
間取りとか日当たりとか築年数とか駅からの距離とか周辺環境とか共益費とかセキュリティ的なものとか。

(何らかの理由や方策で得をしている人はいるのかもしれませんが、一般人的には)なるほどねーって。相応の物件は相応の値段だよなぁと妙に納得してしまいました。
それでも譲れない条件で稀有な物件に賭けているので決まらないのですが。

そしてふと、それは人や会社にも当てはまるのかもと。
一時的には不相応に得したり価値が上がったりしてもその後に破綻が待っているかもしれないし、最終的には差し引き相応なところに落ち着くのかもしれないなぁ、と漠然と。


だから一般人はおとなしくしていればいいという意味ではなく、"まだ見ぬ"価値に相応するものをを手に入れる可能性があるのかもしれないと思いたい。

んなこと言ったら振り出しに戻る、かもしんないけど。

あ、会社ですよ。


自然 まだ見ぬ記憶へ 自然 まだ見ぬ記憶へ」by港千尋

amazon検索「まだ見ぬ」でひっかかった(最近買うためではなくblogに載せる絵のための検索ばかりしている気がする)写真家&評論家の港千尋さん。
読んでないです、でへへです。

ICCでの討論(多分これ)の記事で、それは「中沢新一+ 細野晴臣+ 伊藤俊治」というゴールドメンバーで、食い込む隙もないかと思いきや!ってほどは食い込んでなかったよなー、でも駄目じゃないと思ったことを妙に思い出して。

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シーブレインではなぜ音楽を流さないのか

完全社内向けエントリー。
新しく入った人も増えたので。

シーブレインでは、数年前に仕事中にヘッドフォンで音楽を聴くことを禁止しました。
その方が集中できて作業効率も上がるのに、と反感も買いましたが、主に「電話」が理由でした。

  • 間接要員などいない職場で、みんなヘッドフォンをしたら誰が電話を取るのか?
  • スタッフを作業only者とは考えていないので、顧客対応もしてもらう。他の人が電話を取ったとしてもまわってくる電話には出てもらう必要がある。
  • お客様と電話中に確認したいことがあって、呼んだときに聞こえないのは困る。

すべての連絡手段がメールやメッセンジャーにならない限りは、この方針は続くと思います。

では、ヘッドフォンではなく職場に音楽を流すというのはどうでしょうか。
時々提案されるのですが、以下のような理由で今のところ導入してはいません。

  • 一日中流れる音楽は暴力になりうる
    通りすがりのお店ならいいのですが、もし好きではない音楽の中に一日中いなければならないとしたら生理的に苦痛を感じる気がします。
  • 万人が好感を持つ音楽があるのかどうか
    クラシックや環境音楽的なものであれば、比較的嫌な人は少ないかもしれません。でもみんながみんなそうであるとは限らないかもしれません。
  • 逆に好きな音楽だったら気をとられるのでは
    自分がそうなのですが、好きな音楽であれば聴き入ってしまったり、口ずさんだりリズムを取ったりしてしまって、集中できなくなってしまいます。

音楽禁止というまるで無粋な管理者のようかもしれませんが、音楽の持つプリミティブな力を信じるが故の判断のつもりです。

そうじゃないんでは、こうならよいのでは、というご意見があればぜひ>社員のみなさん。



イマジン オリジナル・サントラ イマジン オリジナル・サントラ

オリジナルは写真がなかったので。
上に書いたプリミティブな力とは意味が違いますが、「音楽の力」というと多くの人が思い浮かべるのがジョン・レノンのイマジンではないでしょうか。良くも悪くも利用のされ方がプロパガンダ的になり過ぎたきらいはありますが。あと音楽ってより詩かも。

そうそう最近レゴでこれも作ってる人のサイト見た。すげー。

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ターゲットは誰か

当たり前ですがサイト構築やリニューアルの打合せでは、ほぼ必ずターゲットのユーザが誰なのかという話をすることになります。
当社の場合はほとんど企業サイトなので「顧客」と「求職者」がターゲットの場合がほとんどです。
そのターゲットの属性や、何を求めてどうやってサイトにたどり着くかをの想定を詰めます。
クライアントの考えているユーザ層が正解ではないかもしれないし、そしてもしかしたらそのユーザとして想定している定義は違っているかもしれないけれど、誰を照準においているのかを明確にしないと、やりたいことも問題点も見えてこないからです。
(これはサイトだけではなく、マニュアルの執筆や翻訳といった当社の他の業務でも同様です)

ターゲットにより影響するものは?といえば、サイトで言えば以下ではないかと。
・UI
・デザイン
・構成
・内容
・表現(文章、グラフィック)
ほぼすべてですね。

以前に「ターゲットを限定したくない」「漠然と一般の人」と言われることがあり、「みんながターゲット」=「誰にも向いていない」ことになるのではとお話したことがあります。
サイトは一度作って終わりのものではないので、ターゲットが違えば変えていけばいいし、追加していけばよいのではないでしょうか。
またターゲットによる対応も、どうすればよいという正解が必ずしもあるわけではない(高齢者なら字を大きく、みたいな単純なことばかりではない)ので、いずれにせよ試行錯誤の余地があると思います。

話をブログに移して。

ブログでも(他人にはわからなくても)、みなさん何らかのターゲット読者を想定されていると思います。
シーブレイン社員のブログを見ると対象が全然バラバラな感じもしますが、私の場合を考えてみると以下でしょうか。

  1. 自分
    すべての記事をアップする前に読むし、アップしてからも確認するので最大の読者です、というのは当たり前ですが、日ごろ文章を書くのが得意ではない自分のために、考えていることを表現するための訓練としてやっている面もあります。
    社長には文体は軽いと言われましたが、これでも精一杯まじめに書いてるつもり。これ以上は無理無理。
  2. 社内の人
    社内の人は割と読んでくれるだろうなぁと。読まない人もいますけど。
  3. 仮想クライアント
    すでにお取引しているクライアントさんはあんまり読まなさそう。
    一応希望的には架空の「将来のクライアント候補」。
    アルファな人たちも、ブログが直に仕事に結びつくことはあまりなかったと言っていた)
  4. 将来のシーブレイン社員候補の人
    応募者は(私のという意味ではなく)結構読んでくれる。
    逆に入ろうという会社のサイトや社長のブログをチェックしない人はちょっとかも。
  5. あとは誰だろう
    検索にかかった場合とか、ちょっと知り合った人とかかなぁ。

そしてターゲットにちゃんと届くように書けているかというと、まぁ自分にはどうにか。夜中によっぱらって書くとそれすらちょっと危ない。あとはどうやら。

私に限らず、誰に向けて書いているのか一見わからないブログが結構あるような気がします。それは文章術の問題でしょうか?まだ考え中です。

誰か Somebody 誰か」by宮部みゆき

文章が上手くて、内容的にもしっかりしてて、歴史モノからゲーム・ワールドまで幅広くて、人としても好感度高いイメージの宮部さん。
私の主な供給源である図書館でも人気が高くなかなか借りられないので、たくさんは読んでいないのですが、これはちょっと後味悪いところがあって、あんまりぽくないと思いました。主人公の造形とかはぽいんだけど。

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野毛山動物園

単純なので、BRUTUSの最新号を読んだら動物園に行きたくなりました。

そこで会社からちょっとあるけど歩いて行ける野毛山動物園へ。
私は元々横浜市民なので子供の頃に来たことがあるのですが、何(十)年振りやら。
手前の築50年目前の野毛山住宅の堂々たる存在感にまず感慨。アジアのどっかの都市みたいだー。

野毛山動物園は入場無料で、こじんまりとしていますが、ライオンやキリンやツキノワグマなど大型動物もいます。そして清潔であんまり「臭く」ないです。中には臭い人もいますが概ね。
最近の人気はキリンの赤ちゃんらしいですが、会えませんでした。

今回気になったのは、

  • エリマキキツネザル
    いわゆるサル山の人たちみたいにのんびりしてなくて、しゅぴんしゅぴん動き回る。しっぽがフサフサ。うまく写真が撮れなかったのでこちら参照。
    ちょうどご飯timeだったのですが、手を使わずに野菜やフルーツを食べる姿が不思議な感じ。
  • 白孔雀
    羽を広げている所を目撃したのに、これまた写真に撮れなかった。
    かなりゴージャスでした。
  • ふれあい広場
    あちこちの動物園にもある「ふれあい」コーナーは、モルモットやハツカネズミやニワトリなどを直に触ることができるスペースなのですが。
    もちろんメインは子供です。でも結構いい大人ががモルモットとか抱きかかえて和んでいました。癒されたい?


時々ふらっと行ってみるのもいいかもなぁと。

肝心なものは撮れてない写真から(これから上達するんだって)。

ランドマークタワー
みなとみらいを従え、ランドマークタワーを望む
白孔雀
広げるとすごいんですけどね
とら
目が合った
あらいぐま
こいつも目が合った
ペンギン
こいつも
ねずみ
実はこいつも
キリン
こいつはそらされた

ピーター・グリーナウェイ コレクションDVD-BOX 1 ZOO」byピーター・グリナウェイ

単品では品切れなのでBoxにリンク。

その後のグリナウェイが好きかどうかはさておき、初遭遇時はかなり入れ込みました。
去年マリエンバートで」で私にとっては"伝説"だったサッシャ・ヴィエルニー撮影の絵は、英国的な気品と時代遅れ加減がめちゃめちゃ美しかったし。音楽のマイケル・ナイマンもミニマルの極みを出していたし(その後「料理の達人」に使われて消費されちゃったけど)。
日本人にとっては馴染みの「小野小町が死んで腐っていく九相図」まんまの映像化も、陳腐かもしれないけどナイマンの音楽と編集のスピード感でキレイにまとまっていたし。

その後のグリナウェイが好きかどうかはさておき(しつこい)、浸れる作品でしたよ。

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電車の中での過ごし方

通勤で往復1時間はしっかり電車に乗ります。
打合せなどで都内に出かけると、さらに往復1時間、計2時間くらいを電車で過ごすことになります。

電車の中で何をしているかというと、特別なことはしていないので

  • 圧倒的に本を読む
  • 寝る
  • 音楽を聴く
  • (繋がるなら)携帯でメールチェックなど
  • (人と一緒なら)おしゃべり

というところでしょうか。
1日1~2時間あると、理解を強いられない系の本は大抵読み切ることができる気がします。

さて先日地下鉄の中で、いかにもSIerのSEの女性とその上司とおぼしき男性が、打合せ帰りらしく資料を取り出して打合せの確認を始めるのに遭遇しました。
内容的にはレセコン系のシステムのようで、当社でもgoodrugというジェネリック医薬品の販売サイトを構築しているので、専門用語だらけでしたが内容的にはまほぼ理解できてしまいました。
さすがに顧客名は出ていませんでしたが、資料を覗き込めばわかったかもしれません。

電車の中での時間を有効に使っているかもしれませんが、これはまずいですよねー。

私も会社の人と出かけたり呑みに行ったりするとついつい仕事の話してたりするので、まわりに聞こえそうなところでは充分注意しなきゃとキモに銘じた次第です。

ペーパートレインBOOK JR東日本版 ペーパートレインBOOK JR東日本版

amazon和書を「電車」で検索すると上位は概ね
・電車男関連
・電車の中で勉強するもの
・エロ系
・電車マニアの人向け(電車でGO含む)
でした。

この本は、ちょっと前にご多聞にもれず男子幼児電車好き症候群だった甥っ子に買ってやったものです。
周りの話を聞いても、男の子はかなりの割合で職業車両に惹かれる時期があるようです。トーマスとかもね。何故か女の子にはめったにいない。
そしてかなりの割合で飽きる。
ウチも電車博士になるか?の勢いだったのが今ではすっかり。

先日大人たちが「いやー懐かしいねぇ」なんて話題で盛り上がってたら、ついていけないヤツは「懐かしいってなに?」とか訊いてましたが、「あんたにとっての電車だよ」って言っても理解はできてませんでした。

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期末モード

あっという間に3月です。

当社の決算は9月なのですが、世間さまはまだまだ3月決算のところが多く、期末モードが濃くなってきました。

この時期は忙しいけれど、もっと景気がよかった頃は「予算消化」とか言って、普通なら作らないものも作ってしまおう的な、「おいしい」仕事もあったような気がします。
少しは上向いているとはいえここ数年は棚ボタな要素はあまりなくなって、でも期末だからここまでにはというスケジュールの縛りは残っている感じで、立て込んできています。

もちろん、お仕事があるのはありがたいですとも!


さて、一時は泣きや愚痴も入っていた?シーブレイン採用戦線ですが、どうにか各部門目処もつきつつあり、2月から4月にかけて、新入社員の方が続々(ったってこの規模ですから数人ですけど)入社してきています。
採用という仕事は色々煩雑なこともあり結構大変ですが、ちょっと一息。
これから新しいスタッフの方々も含め、一歩先に進んで行きたいと思います。

そうそう、なかでも争奪戦をかいくぐれるか最も心配されたプログラマー採用ですが、めでたく1名入社しました。
それも何故か他の職種にはいるのに、プログラマーにはいなかった理系女子!
楽しみですねー。

国語入試問題必勝法 国語入試問題必勝法」by清水義範

今となっては「期末」で思い浮かぶ単語は「決算」やら「数字」なんですが、そういえば学生のころは「試験」だったなぁと。
試験?おぉ膝ポン!試験と言えばこれ。
初版は1988年吉川英治文学新人賞ですか。うーん、リアルタイムで読んでますね。
その年月を経て絶賛はできないのですが、最初に読んだときはバカウケでした。
「○○○○○。○」というオチは鮮烈で。今読んだらどうなんだろう。読み返さないけど。

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