10/18, 2006 [desing & art]
声明@みなとみらい
先週末にランドマークタワーのドッグヤードガーデンで「声明」のイベントがあるというので観に行ってきました。 声明(しょうみょう)というのは(私の理解によれば)仏教の賛美歌みたいなものです、と思って参じ。信心なんて全くありませんし造詣があるわけでもないですが、今回のイベントは比叡山と高野山の初競演ですよ。
密教の超有名寺ですがね。教科書にも出てきますがね。
「最澄・比叡山・延暦寺」「空海・高野山・金剛峯寺」って。
私が惹かれたのは横浜のライトアップといえば、の石井幹子さんが照明を担当して、ランドマークタワーに巨大な曼荼羅映すらしいとかいうスペクタクルイベント系の期待だったんですけどね。
チケットは入手できなかったけれど、想定内の野外なので外から鑑賞。そんな正規じゃない観覧者の感想なので、軽く流してください。
「何と言っても盛り上がりに欠けた」
- 声明は叡山高野山各1時間+両者揃ってでもコラボするわけではなくエール交換みたいな感じで交代で30分弱の2時間半。
まず長い。
声明自体が思ってたよりメリハリがなかったです。
比叡山の方が淡々とした感じで高野山の方が力強い感じとかありましたが、各1時間はかなり長い(私はウロウロしたのでじっくり聴いてないながら)。
そしてこれでラストみたいな盛り上がりがないので、拍手とかもしづらい(両山掛け合いのオーラスだけはありましたけど)。
演中の照明は普通に凡庸な感じ。

両山。左が比叡山で赤と金の袈裟、右が高野山でオレンジと黒の袈裟。
近くでよく見ると一人一人微妙に衣装が違うらしい。 - 個人的には期待の曼荼羅もただ写してるだけ。
一応比叡山の時は毘沙門天、高野山の時は両界曼荼羅と写し替えていましたが、ホント写してるだけ。
入居オフィスが協力してたりしていないらしく間抜けな明るい窓が。
そして「観客」からは背後だし誰に見せることを想定しているかも不明で、いいかげんな感じ。
比叡山:毘沙門天
高野山:両界曼荼羅 - 「後光」をイメージする光

これも目立たずすーっと。
でもこれはOK。後光の宗教的な意味とかわかってないけど。
"ご"こうだから5本とか?(ばか)
でも「はい行きますバーン」みたいなのじゃ白けちゃうでしょこれは。
しかしながら、冷え冷えと寒さがしみる秋の夜でした。
楽屋なども満足になく、道沿いの簡素なテントから冷たかったであろう石段舞台に向かわれて、そこに1時間座った出演僧侶の皆さまはご苦労様です。
てなわけで、適当に観た私ですが、あの観覧車とかの人工的な風景に声明というギャップは味わえて、1時間半位にメリハリつけてくれれば次はちゃんとチケット買って味わいたいかもと思った次第です。
(ちなみに前売りも当日券もとっとと売り切れていながら空席が目立ったのも、外から観る者には残念でした)
そして別にオレも教養あるとは言わないけど、曼荼羅見て「何あれ気ん持ち悪りー」「わっかんないー」「ぎゃははー」とか言ってた若サラ&OL軍団とは生涯接点のないことを願う。
![]() |
「完本妖星伝」by半村 良 曼荼羅装丁の本と言えば妖星伝。 今入手可能な完本の表紙が何の絵だかわかってないけど、私が読んだのは多分横尾忠則の曼荼羅。 伝奇ともSFとも言える大作。10年以上かかって「もう完結しないかも(そうゆうのいっぱいあるし)」と諦めてたのに完結しました。再読してみたいと思うものの1つです。 自分にとっては長編の醍醐味を初めて知った作品だと思うのですが、今にして思えば結構エロ描写もあり子供心にどう受け止めてたんだかは不明です。 |


