地震計と進歩の話

防災の日にちなんで。
今はなき父が地震関係の仕事をしていたので、幼少の頃我が家には地震計がありました。
私がうっすら記憶しているのはこんな感じのもの。

プリミティブな地震計
細い棒に乗っている球ほど落ちやすいということで、どの球が落ちたら震度いくつとか計るものだったと思います。

プリミティブな地震計
棒から球が落ちると 真ん中の棒をくるくるまわすと盤が持ち上って、球を浮かせて くるくるまわしてゆっくり下ろすと棒の上に乗る

そのしくみは小学生でもわかるとてもシンプルなものでした。
(地震計でイメージ検索しても似たものは出てこなかったので、どこまで記憶が正しいか門外漢の私には不明ですが)

一方、大人になってから蛙グッズ好き関連で知った「候風地動儀」という世界最古といわれる地震計があります。(画像検索結果を見ていただければ同好の方は欲しくなること請合い)
こちらにしくみの説明が出ていますが、私の記憶の地震計のプリミティブさはこれからあまり進化していませんね。

この後、我が家の地震計は何代か変わってエレクトロニックになっていったと思います(あまり覚えていません)。千年だかもあまり進歩しなかったものが急速に進歩するときが来ということは、単純な右上がり直線ではないということですね。

技術に関わる私たちの仕事は日々どんどん進歩していて、ちょっと気を抜くとついていけなくなると言われています。
でも、例えば過去の人たちが夢見た「自動翻訳」はそんなに進歩したとは思えませんし、HAL9000も生まれていません。
いつか急展開があるのでしょうかねぇ。
「進歩」を考えるときには色々なスパンがあるのだろうなと思いました。

日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫) 日本以外全部沈没」 by 筒井康隆

地震と言えば「日本沈没」の、ブラック具合とかがいかにも筒井康隆お家芸な公認パロディー。
本家映画のリメイクに合わせて、こちらの映画化もされました。

現在横浜では日本で初めてのワールドコン(世界SF大会)が開催中で、小松左京さんも参加されています。

ページの先頭へ