2006年03月24日
春
1週間前に受けた人間ドックの結果が送られてきました。
結果は、、、「問題なし」です!
40歳を過ぎると誰しもあちこちが痛くなり、「もしかしたら...」などと考えてしまいます。この結果をもらうまでドキドキしていたのですが、これで心おきなく酒が飲める、じゃなくて仕事ができます。
この冬はなかなか厳しい冬でした。思うように結果が出ずにじりじりしていました。しかしここに来てにわかにいろいろなものが動き始め、いよいよという手ごたえを感じています。
春はいいです。満開の桜を見ると、自ずと気持ちが湧き立ってきます。うちは9月決算なので、4月から折り返しです。気力も体力も充実している状態で、これから後半はぐいぐい追い込んでいきます。
社員のみんな、いくよ!
2006年03月09日
枯れた技術の水平思考
3月2日に発売されたニンテンドーDS Liteは、販売店前に行列ができる盛況ぶりであっという間に売り切れたそうで。昨年末あたりから火がついたDS人気をよりヒートアップさせています。
ニンテンドーDSについて語られるときに「枯れた技術の水平思考」という言葉が引用されます。これは、ファミコンやゲームボーイを開発した横井軍平(故人)という元任天堂開発者の言葉だそうです。
枯れた技術の水平思考
横井の哲学に、「枯れた技術の水平思考」という言葉がある。
ここでいう「枯れた技術」とは、すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術のことで、開発コストが低く抑えられる。「水平思考」とは、何か他の使い道を考えるということである。ゲーム作りは面白ければよく、ハイテクが必要なわけではない。むしろ高価なハイテクは商品開発の邪魔になる。そのためにごくありふれた技術を使い、それをまるで違う目的に使うことによってヒット商品というものは生まれるのではないか、という考えである。
(以下略)
引用サイト:Wikipedia
私はこの考えを知ったときに非常に共感しました。シーブレインは「コンサルティング」を核として、マニュアル、ローカライズ、Webなどのサービスを提供しています。私が常々思っているのは、顧客が望んでいるのは最新の技術ではなく、目の前の課題を解決してくれるソリューションである、ということです。言い換えれば、課題を解決してくれるなら古かろうが陳腐だろうが構わないわけです。まして、使い古された技術ならこそリスクが低減し、さらにコストも抑えられるなら、顧客にとってはハッピーであるはずです。
大切なのは発想の転換です。顧客が抱える課題と我々が既に持つ技術をどうやって結びつけて、顧客が満足する結果を導き出せるか、着眼点の独創性こそ「コンサルティング」を標榜する者の存在意義だと思っています。
誤解がないように断っておくと、決して技術の進歩を否定するわけではありません。恐れるのは、技術志向に行き過ぎて、いつの間にか「顧客満足」ではなく「自己満足」に走ってしまうことです。先端技術に携わっていると自負する者が陥りがちな誘惑です。
「枯れた技術」をGoogleで検索していたら、「MashUp」(Life2.0さん)や「Ajax」(KaeruSizcBlogさん)に絡めたブログを見つけました。いずれも昨年からブームと化した「Web 2.0」を支えるキーワードです。このあたりは私よりゴトウや山本が詳しいので、きっとフォローしてくれると思います。
私としては、私の考えがWeb 2.0的だと言われたようで、より意を強くしたわけです。
2006年03月08日
追悼
勤めていた頃の上司の奥様が、今朝亡くなられたという報せを受けました。62歳という若さでした。
若い頃、上司に連れられて飲み歩いた挙句にお宅までついていき、泊めてもらったことが何回かありました。 酔っ払った上司は先に寝てしまい、その後は奥様が相手をしてくれました。本当に気さくな奥様で、おもしろおかしく上司の若い頃やご夫婦のことをお話され、私もそれに誘われるように仕事や夫婦のことなどを、相談するとはなく話したことを思い出します。私の妻もお会いしたことがあり、お互いの亭主の悪口で二人意気投合していたようです。実家が遠く身近に親戚などもいなかった私にとって、肉親に近い安心感を感じることのできる存在でした。
最後にお会いしたのは2003年の12月です。(さっき記録を調べてみて、そんなに経ったのかと驚きました。)久しぶりの再開でした。そのとき既に病に侵されていると事前に聞いていたのですが、思った以上にお元気そうに見えました。昔と変わらず気さくに話をされ、快活そうに笑われていました。翌日もメールをいただいたりして安心したのですが、気丈な方だったので無理をされていたのかもしれません。
その後気にはなりながらも忙しさにかまけ、また特にお変わりもないように人伝に聞いていたので、それっきりになっていました。そして今日です。まったく予想していなかった突然の報せでした。こうなって初めて、感謝の気持ちを伝えていなかったことが悔やまれます。自分の薄情さをうらめしく思います。
笑い声に元気をもらい、やさしさに落ち着きを取り戻し、その言葉に迷いを取り除いてもらいました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
2006年03月02日
調和と個性
数日前から腕に湿疹ができ、消えそうにないので病院に行ってきました。ネットで見つけた馬車道駅近くにある病院です。
診察室に呼ばれ、椅子に座ろうとしてギョッとしました。医者の腕に数珠が巻いてあるのです。医者に数珠というのは、どうなんでしょう。私の感覚ではずいぶん違和感があります。
その職業にふさわしい身形というものがあります。営業はきちんとしたスーツ姿、デザイナーはカジュアルながらもこだわりを感じさせる格好、キャリアウーマンはタイトなスカートなど。ちょっと私個人の思い込みもあるかもしれませんか。
相手に不安や不快感を与えない配慮というのは、仕事をする上で必要です。最近は経営者でも意図的に奇をてらった身形をする人もいますが、それを個性や自己主張だというのはちがうんじゃないかなあと。本当に他と違う自己を確立している人は、ただ立っているだけでも何かを感じさせるものです。
わかっていても簡単にはそうなれないから、世の経営者はいろいろやってみるのかもしれません。その気持ちは十分わかります。