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2007参院選

参院選の結果が出た。
事前の予想に違わず与党の惨敗だった。つい2年前の2005年の衆院総選挙とはまったく逆の結果だ。この振幅の大きさは何なのだろう。冷静な国民の判断なのか、それともマスコミが主導する風潮に煽られ、なだれ打った結果なのか。

2年前の総選挙後に自分が書いたエントリーを読み返してみたが、私自身が思うことは変わらない。政治に関心を持てば持つほど、今の日本の政治状況には悲観が募るばかりだ。しかし、未来に希望を見いだすためには、まずは現在の枠組みをぶちこわすという意識が大切ではないか。そういう意味では、今回の結果は前に進むきっかけにはなるかもしれない。

政治に限らず、特定の人や組織に依存した状況というのは限界がある。最初は輝きを放っていたものも、長く停滞すれば淀み濁ってくる。新しいものが生まれる環境を尊重し、優れたものを受け入れる柔軟さを持つ。そのようなしくみが、いい意味での緊張感と継続的な成長を維持してくれる。

人は不完全なものだから、相互に補完しながら継続的に刺激し合い、成長を競うしくみを作ることが重要だ。選挙の度にそんなことを私は思っている。


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