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創立記念日によせて

本日、5月1日は当社の創立記念日です。株式会社シーブレインが誕生して丸18年になりました。
創立記念日を迎えるたびに思うのは、ここまで継続できたのはお取引いただいているお客様ならびにごお力添えいただいているパートナーの皆様、そして日々真摯に勤めてくれている社員のおかげだということです。心より深謝いたします。

35歳になる年にシーブレインをつくった私が今年53歳になります。当初は未熟者なので、と言い訳もできてましたが、この歳になるととてもそんなことは言えません。お取引先に伺ったり会合に参加したときにふと見回すと、私が最年長であることもめずらしくなくなりました。周りからはいい“おっさん”に見えているだろうに、未だに若いつもりで軽薄なことを言っている自分を振り返って恥ずかしくなることがあります。(集合写真の中の自分を見て愕然とすることも最近多くなりました。)

年齢は毎年確実にとっていきますが、残念ながら成長曲線は年齢と正比例ではありません。

会社は社長の器以上に大きくならない。

これは社長にとってかなりプレッシャーのかかる言葉です。しかし、実際そうなんだと常々痛感しています。日々どうすれば自分の器を大きくできるのかあがくばかりです。

ただし、当然のことですが、会社は決して社長だけで成り立っているわけではありません。社長以外の役員や社員もいて会社は成り立っています。現場には社長以上に経験や技術を持った社員がゴロゴロいます。経営に限っても経理とか労務管理とか専門知識が必要なところは、社長より担当の役員がよくわかっています。

では、社長の器ってなに? それは自分以外の役員や社員のポテンシャルを発揮させる力だと思っています。さらにそれをひとつのベクトルに向かわせる力。そのために必要なのがビジョンであり経営理念でしょう。

個性豊かでそれぞれ得意なことがちがう人たちを集めて、自分一人では決して実現できないことをやる。企業にかぎらず、それが「チーム」という組織を作る意義です。

今期掲げたシーブレインのテーマは「チーム・シーブレイン」です。個人のパフォーマンスだけを追求するのではなく、チームとして最大の成果を上げること。そのために何をやるべきかを考えて行動する。

そして社長である私の使命は、全員が前向きに仕事に取り組める環境や雰囲気を作りチームを盛り上げることです。日々そのことを考え続けていれば、私の器も少しは大きくなるかなと期待しています。

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