[Testlink]TestLinkCnvMacroを活用しよう!

[Testlink]TestLinkCnvMacroを活用しよう!

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こんにちはinoueです。地デジ化したら、これまで「3チャン」と呼んでいたNHK教育(チビッコ家庭の必須チャンネル)が「2」に移動しちゃいました。これからは2チャンて呼べばいい?という息子の問いには待ったをかけています。悩ましい問題。

さて、今回もテスト管理ツール「TestLink」のお話です。 ”インポート用XMLファイル変換/XMLデータ取込みマクロ” TestLinkCnvMacro を使ってみたのでその感想です。

ダウンロード

セットアップの注意点

同梱のパッチコードの適用がTestlink本体に必要です。注意書きにあるとおり Testlink version1.7.4-1.7.5向けです。

私がパッチコードのインストールを実施したとき、db_version に書き込まれるはずの文字列が適用されませんでした。
v571_testlink_175\install\sql\alter_tables\1.7.1\mysql\vmodel\z_final_step.sql0100666 の中身をテキストエディタで確認し、この中のUPDATEクエリを実行したら、Testlinkトップに表示されていたアラートが消えました。
同様の症状が出た方は、builds.sql の中身も確認し、必要なDB拡張がなされていることを確認した上で上記の処理を試してみてください。

使用メモ

ダウンロードしたxmlは、実行本体である v571_TestLinkCnvMacro.xls ファイルと同じフォルダ内に配置します。
インポートファイル名はxxxxTAGシート(機能の処理定義シート、xxxx部分が同じシートのデータ入出力をこのTAGシートで定義します。)に入力可能なので、Testlinkからエクスポートしたファイルはわかりやすいようすぐ改名しておくとわかりやすいです。

シート数も、各シートの説明や項目数も膨大で圧倒されるが、とにかくシートのサンプルデータに合わせてまずは記述してみるとだんだんわかってきます。

サンプルデータを確認すると、Excel関数も上手に使って連番やセルデータのコピーを行っています。
似たような項目をたくさん記述するのがテスト、ですので、ExcelでできることはExcelに任せるのが吉、です。

実際の作業の流れ

まず、reqSpecシートにて、要件の落し込みを行いました。ユースケース一覧と画面遷移図から仕様を洗い出し、ガンガンとデータ行を作成。

次に、作成したreqSpecシートのデータをマクロでXMLエクスポート。生成されたXMLファイルをTestLinkでインポート。

インポートされた要件からテストケースを一括生成できますので、その機能を使って、テストケース生成。

生成したテストケースを、XMLエクスポート。caseToSheetを使って再度Excel側にインポートして、テストケースの編集。

テストケースが編集できたら、XMLエクスポート→Textlinkへインポートし、テスト計画へアサイン!

…以上が今やっている作業の大まかな流れになります。まだまだ基本的な機能しか利用できていませんが、Testlinkの画面での入力とは比べ物にならない効率の良さです。
ぜひTestlinkの導入とセットでこのマクロをお試しください。

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