【PhpStorm】ビルトイン関数の引数補完をサポートする PHP Advanced AutoComplete

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THREESというパズルゲームにはまってるtanakaです。大変な時間泥棒です。要注意!

今日は、PhpStorm でPHPのコードを書くときに、あの関数の引数なんだっけ?というときに候補を補完してくれるプラグイン、PHP Advanced AutoCompleteを紹介します。使える場面はそれほど多くはありませんが、必要があるときはかなり便利!なプラグインです。

date関数またはDateTime::formatメソッド

date関数またはDateTime::formatメソッドはよく使われる割に引数のためにドキュメントをよく参照する関数の一つだと思います。(自分調べ)フォーマット文字なんてあんまり覚えないですよね(Y,m,d,H,i,sくらいは覚えてますが) そんなdate関数のフォーマット文字列を補完してくれるプラグインがPHP Advanced AutoCompleteです。

インストールはSetting(またはPreferences)ウインドウを開いてPluginsメニューを選択、下の方にあるBrowse repositories...でさらにウインドウを開き、一覧の中から「PHP Advanced AutoComplete」を右クリックし、「Download and Install」を選べばOKです。

エディタで、date関数のフォーマット文字列を入力するところでCtrl+Spaceを入力すると以下のように補完候補が表示されます。

20140320_tanaka_phpstorm_autocomplete_02.png

よく使う文字はドキュメントを見なくてもいいですが、typoによるミスを減らすにはこういった補完を利用するのがいいのではないでしょうか?

キーバインディング

Ctrl+Spaceはキーマップ「Default」の場合で、普段私はEmacsキーバインドをカスタマイズしたものを使っているので、その場合のコマンドはAlt+スラッシュまたはCtrl+Alt+Spaceとなっていました。Settingsで、Code - Completion - Basicか、Class Name Completionに割り当てられているショートカットキーを確認してみてください

20140320_tanaka_phpstorm_autocomplete_01.png

その他にどんな補完ができるの?

冒頭でも紹介しましたがこのプラグインがサポートする関数はそれほど多いわけではありません。が使えるときは便利ですので、その場合を紹介します。

header/header_remove 関数

header関数はタイプミスすると全く意味がなくなるので、どこかから持ってくるの、必須では?と思います。HTTP Headerで使えるものがそろっています。

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また、値も補完できるものがいくつかあります。 (Content-Type, Content-Encoding, Cache-Controlなど)

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fopenなどファイルを開く系関数

ファイルを開く関数ではファイルパスと、ファイルに対するアクセス形式の補完ができます。

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htmlentities/htmlspecialchars/mbstring系/mysqliset_charset

文字コード指定が補完できます。

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iniget/iniset などPHP設定値系

設定名が補完できます

20140320_tanaka_phpstorm_autocomplete_08.png

extension_loaded

PHP Extension名が補完できます。

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まとめ

他にMySQL関係の関数などで補完ができますが、私の環境だとたいした表示は出なかったので割愛します。これプラグインがあって非常に助かったという経験はまだないですが、typoが減らせるのではないかと思います。

参考ページ

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