株式会社シーブレイン > 馬車道の社長日記 > オリンピック開催地

オリンピック開催地

天気がすっきりしないせいか、このところモヤモヤした気分が続いています。
思い切って体を動かせば気分も変わるかと、仕事を早めに切り上げて泳ぎに行きました。場所は横浜国際プールです。閉館 1 時間前に着いて、45 分ほど泳ぐことができました。何とか 1000 メートル泳ぎましたが、上がると足を引きずるほどぐったりです。これでビール飲んで寝れば、明日はスッキリした気分になる?

2012 年のオリンピック開催地がロンドンに決まりました。事前の予想ではパリが優勢だと伝えられていましたが。しかし、候補に残っていたのは、ロンドン、パリ、ニューヨーク、モスクワ、マドリードです。欧米の主要都市ばかりで、何だかなあという感じです。オリンピックは単なるスポーツの祭典ではなく、開催地の都市計画と経済に大きな影響を及ぼす重大なイベントです。大規模な施設建設による雇用の拡大、交通網などインフラを整備することによる都市の発展、さらにたくさんの観客が来ることによる経済効果など、政治、経済にも多大な影響を与えます。各都市が必死になって誘致合戦を行うのもうなづけます。

1964 年の東京オリンピックは、日本が完全に復興したことを世界にアピールし、カラーテレビなどで内需が大いに沸き立ち、そして日本人に自信を取り戻させた、日本にとって非常に意義のある大会でした。近代オリンピックの歴史を振り返ってみると、昨年のアテネまでに夏冬合わせて 47 回(中止を含む)を数えます。そのうち、南半球で開催されたのは 2000 年夏のシドニーだけ。アジアでの開催は 日本が 3 回(東京、札幌、長野)、韓国が 1 回( 1988 年夏のソウル)の 4 回だけ、アフリカや南米ではまだ一度も開催されていません。政治、経済、治安などの現実的な問題が存在することはわかりますが、可能性のある都市があれば欧米以外の開催を意図的に推し進めてもいいのではないでしょうか。発展途上国の人たちが自信を持つことができる意義は大きいはずです。スポーツと政治を切り離すことができないなら、いっそ前向きに利用してほしいと思います。


Webサイト制作、IT翻訳、マニュアル制作なら
株式会社シーブレイン(横浜)にご相談ください。