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会社をつくるということ

午前中、個人でコンサルティングをやってられる方が来社。

ちょうど1年前、あるマニュアル作成の仕事があったのだが、その際にシーブレインをネットで見つけてクライアントに紹介していただいた。それ以来のご縁だ。

今日は、今まで個人でやっておられたのを近々法人化したいということで、事業計画をご紹介に来られた。

拝見したが、会社設立の趣旨、事業内容、売上/利益、人員計画などなど、どのような会社にしたいのかよくわかるようにまとめられている。本当にしっかり考えられたりっぱなものだ。

自分のことを振り返ってみると、具体的な計画などほとんどまとまらないうちに、勢いで作ってそのまま走り始めた。3/31に前の会社を辞めてから、資金を集め(借金含む)、事務手続き、事務所探し、什器類の手配、会社設立の挨拶状作成などを1ヶ月で行い、5/1に登記したのだ。

どこからどうやって仕事を取ってくるか、確たる目論見もなかった。結果的に、前職でお付合いのあった所から声をかけていただいて、半年後には何とか仕事が回るようになったが、今考えれば浅はかというか無謀というか、よくそんなことをしたものだ。

それから徐々に社員を増やす中でどんな会社にしたいかわかってもらうために、漠然と自分の中にあったものを「経営理念」「使命」「行動指針」として具体的な言葉にしていった。走りながら、体裁を整えてきたようなものだ。

こんなんでも何とか今までやってこられたのは、一緒に会社を経営する仲間、仕事を出していただけるお客様、そしてひたむきに働いてくれる社員に恵まれたからに他ならない。本当に心から感謝である。

そうした人たちを裏切らずにきちんとお返しをしていくことが、会社を存続する意義であると思う。


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