2008年10月17日
他の人にはどうでもいい話だが
1ヶ月ほど前になるが、会社で自分用の新しいPCを買った。
LenovoのThinkPad X300だ。基本的にシーブレインのWindowsノートPCはThinkPadを標準としている（というか、私の好みで有無を言わせずにThinPadを注文しているのだ。社員がどう思っているかは聞いたことはない･･･。）
ThinkPad X300は今年の2月に出たモデルなのだが、薄くて軽くて高パフォーマンスということでずーっと気になっていた。それをやっと買うことができて、注文してからブツが届くまでウキウキして待っていたのだ。なのに、その喜びを半減させるヘマを自分自身でやらかしていた。
注文する型番を選びまちがえて、光学ドライブが付いていなかった。
X300の正価は30万円を超える。それがなかなか購入に踏み切れなかった理由なのだが、発売から時間が経つにつれてキャンペーン価格なるもので徐々に安くなってきた。そして先月あたりになってついに20万円ほどになったのだ。
しかしそれでも迷っていたのだが、その矢先にLenovoから新しいキャンペーンのDMが届いた。そこで18万円台の価格を目にして、「よしっ、これだ！」とばかりにすぐにサイトにアクセスしてポチッと注文･･･。だが、届いたX300には光学ドライブが付いていなかった、というわけ。
あまりにも初歩的なミスに自分でもあきれるしかなかった。
PCカードスロットがない。
PCカードスロットの付いていないノートPCがあるなんて思う？（Macは別として）
昔（USBが普及する前）は何でもPCカードで繋いで使っていたものだ。外付けのHD、DVDドライブ、モデム、ネットワークカード等々。私の認識ではWindowsノートPCにPCカードスロットが付いているのは当然であり、その有無を確かめるなんて露ほども考えなかった。
確かに、私もただ一つのデバイスを除いてはPCカードスロットがなくてもほとんど、いやまったく支障はない。しかし、その1つだけが私にとってはなくてはならないものだった。それはモバイルデータ通信カード、auのW05Kだ。
外出することの多い私は、出先でメールをやり取りするためにモバイルデータ通信カードは不可欠。auがPCカードタイプ以外のデバイスを提供していないので、現時点で他に選択肢はない。光学ドライブがないより、こっちの方が日常的には支障が大きい。
結局USBに接続するPCカードアダプタを買うしかなかった。
私が目指しているのはスマートなモバイラー（死語？）だ。ノートPCを選択するときの基準は、すべてそこにある。冒頭に書いた「薄くて軽くて高パフォーマンス」というのはまさしくそうなのだ。それなのに、こんな不格好なものを付けないといけないなんて･･･。かっこいいスポーツカーにリヤカーを繋いでいるのと同じくらいダサイ。私の美学が台無しだ。
auさん、1日も早くUSBタイプのデバイスを出してください。
【教訓】
常識と思っているものでも疑ってかかれ。
買う前に仕様はきちんと確かめろ。
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