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節分に組織の在り方を思う

今日は節分だ。
会社では毎年みんなに豆が配られる。年寄りはこういうことに律儀だ・・・。

豆まきといえば成田山でお相撲さんが豆をまく光景を思い浮かべるが、その相撲業界も近頃なにやらややこしいことになっている。

ベテラン 対 若手、守旧派 対 改革派、どこの世界でもよく聞く争いだ。去年まで政権与党だったどこかの党も、まるっきり同じようなことをやっている。

内実を知らないから守旧派と改革派のどちらが正しいとは言い切れないが、原理原則で言えば、改革派が主張する広く多数の意見を聞きオープンな場で議論する方が、民主的でわかりやすい。多くの人はそちらを支持するのではないか。

ただ、常にみんなの意見を聞くことが絶対必要だ、とまでは言い切れない。せっぱ詰まった危機的状況に陥ったときに、みんなの意見を聞いてコンセンサスを取って、、なんてやっていられない。一人のリーダーの判断に任せるしかないのだ。

みんなの意見を尊重する意識は常に必要。しかし、リーダー(正当な手続きでなったリーダー、と言った方がいいか)には、決断を下す権限と責任が与えられている。組織が永続的に成長するためには、両方が健全に機能していなければならない。

なんだか節分からとりとめのないことを考えてしまった。でも、よそのゴタゴタも人ごとのように思えないのは、経営者の性ではないだろうか。


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