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経営者セミナー

今日は午後から経営者セミナーに参加してきました。場所は神保町の学士会館です。

20150915-1.png学士会館の脇にあるモニュメントです。帰ってから学士会館のサイトを見たら以下のような説明がありました。

学士会館の敷地内に、野球のボールを握った手の記念碑があります。これは日本に初めて野球を伝えたとされるホーレス・ウィルソン氏の野球殿堂入りを記念して、2003(平成15)年に建立された「日本野球発祥の地」のモニュメントです。

 ホーレス・ウィルソン氏は教師として、1871 (明治4)年にアメリカから来日し、1872(明治5)年から6年間、この地で授業のかたわら生徒達に野球を教え、これによって日本全国に野球が広まったといわれています。

(「学士会館について」より引用)

経営者セミナーは15:00〜18:00まで。3つのテーマで講演がありました。断片的ですが、その中で印象に残った話を紹介します。

基本理念ブレイクダウンシステム

これは。基本理念からブレイクダウンして企業は経営すべし、という考え方です。

目標レベル:目指す位置、ベクトルの方向を明確にする
  ↓
戦略レベル:目標達成のための手立てを明確にする
  ↓
実践レベル:具体的な実施方法を明確にする
  ↓
評価レベル:結果をフィードバックする

目標レベルというのは「基本理念」「ビジョン」「基本目標」の3つです。これを明確な言葉で表現し共感する人を集める。それが企業経営の原点であるとは認識しています。しかし、頭の中にはあるのだけれど、人に伝えようと言葉にするとしっくりこないものです。あと、そこからブレイクダウンしていくということも理屈ではわかるのですが、実際は戦略を考えるときなど目先の課題に目を奪われて基本理念から離れてしまいがちです。戦略や実践がぶれないようにするためには、この考え方を忘れないようにしなければなりません。

 PDCA

PDCAサイクルを回すとはよく聞く言葉です。私も社員によく言います。しかし、今日言われたのは「PDCAサイクルを回すとみんな言うがほとんどの人はできていない。PD、PDの繰り返しで終わっている。」
思わず、
はい、と頷いてしまいます。確かに計画して実行はしても、きちんとした検証がなされず結果的にやりっ放しになっているケースが多いです。うまくいかなかったら問題の箇所(Where、What、Why)を明確にしてそれを取り除いてやり直す。これをやらなければいつまで経っても形になりません。

全体を通して、まったく予想もしなかった画期的なやり方、などという話はありませんでした。聞いたことがあるか言われてみれば当たり前のことばかりです。ただ、要はそれを徹底できるか、やり続けられるか、ということです。結果を出せる人間と出せない人間の差はその一点のみだと改めて思い知りました。

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