2005年10月31日
新人事・給与制度
今日、新しい人事・給与制度を正式に社員に発表しました。年功や労働時間に関係なく、仕事の内容で給与を決める実力本位の制度です。
限られたお金をいかに社員全員が納得できるように分配するか、これは経営者にとって永遠の課題です。歴史上いろいろな人事・給与制度が考えられ運用されてきましたが、これでよしというものはありません。傍目には順風満帆に見える会社でも、人事部はよりより制度を求めて研究し続けています。社員全員が満足して 100% の力を発揮することがありえない以上、究極の人事・給与制度も存在しないわけです。
この 4 ヵ月間はこれが最大の仕事でした。いろいろな本を読み、サイトを漁り、現在のシーブレインに最も合った制度は何かを考え続けてきました。人事・給与というのは社員の生活とプライドに直結するため、考えれば考えるほど様々なケースが思い浮かび、きりがありません。
今日発表した内容が完璧でないことは承知していますが、実行しなければ前に進めません。実行しておかしければ直す、トライアンドエラーを繰り返すしかないと思っています。同じ会社でも、規模や成長段階が変わればそのつど見直しが必要です。経営者である限り、この課題は終わりがありません。
