2006年6月 6日
インターネット接続における責任の所在
昨年10月に自宅のインターネット接続をADSLからBフレッツに変更したんですが、時々繋がらないという状況がずっと続いていました。
最初は繋がっていたんですが、1、2週間ほどすると繋がらなくなったのです。VDSLモデムと無線LANルーターの電源を抜き差しすると復活するのですが、またしばらくするとダメ。再度電源を抜き差して、を繰り返しているうちにだんだんその間隔が短くなって、しまいにはまったく繋がらないという状況でした。
無線LANルーターを交換したり、Bフレッツのテレサポにも相談したのですが、調子がいいのは最初だけでしばらく経つと繋がらなくなってしまいます。まるで、使っているうちに澱のようなものが溜まってきてだんだん調子がわるくなるという感じで、デジタルなのに非常にアナログ的な劣化具合です。デジタルならデジタルらしく、ダメならダメ!いいならいい!とはっきりしてくれるとそれはそれで納得できるのですが。
原因はわからないし、女房には「肝心なときにメールが読めない!」と責められるし、どうしようかと思い悩んだ挙句、思い切って接続会社を変えることにしました。この5月からうちのマンションではUSENも使えるようになったので、乗り換えることにしたのです。
6/3(土)にBフレッツの解約工事で、昨日6/5(月)にUSENの接続工事がありました。昨日戻ってからひととおりの設定を行い、無事接続。これで問題が解決されたかどうかは、しばらく使ってみないとわかりませんが、接続速度は格段に速くなりました。今まで5MBくらいだったのが、20MBを超えています。これは利用者数の差でしょうね。
しかし、インターネットがインフラとして一般の家庭に普及していく反面、その安定性はまだまだ不安だらけです。電話と同等の確実性は保証してもらいたいものです。こんな状態じゃ、とてもIP電話になんか切り替えられません。
問題の原因となるものが、屋外回線、モデム、ルーター、パソコンなどと分散しており、それぞれが別の会社によって提供されていることが、責任の所在を曖昧にしているようです。利用者からすれば、繋がるか/繋がらないかが問題であって、どこが悪いかはどうでもいいことなのですが。それも「自己責任」ってものでしょうか。わたしはこの「自己責任」って言葉を聞くとピキッと来るのですが、その話はまたいずれ。
昼食を何にしようかと迷ったときは、「和茶房 亀田」です。相変わらず佐島直送のいいネタを仕入れています。 |