2006年8月23日
暑い一日
今日の午前中は資金繰り表を更新する。
経理のデータを費目ごとに細かく調べ、さらに先の売上や費用の見込を反映していく。当面問題はないのだが、お金のことを考えるとどうしても眉間が険しくなってしまう。
さて、相変わらず30度を超す暑い日が続いている。このところ食べるものが麺類に偏っている。たまには昼食に違うものをと思いつつ、あてもなく伊勢佐木町方面へ。イセザキモールに入ったところで、以前うちの専務に教えてもらったおでん屋を思い出す。知る人ぞ知るというか、たまに雑誌にも取り上げられる「野毛おでん」である。伊勢佐木町なのに野毛おでんとは、元々は野毛の屋台が始まりだからだそうだ。今はちゃんとした店構えである。
中はひなびた蕎麦屋風。この季節によりによっておでんかよ、というツッコミは当然あるだろうが、思ったより客は多い。ただ、さすがに若者は一人もいなかった。年配のご婦人連れや近くのサラリーマンたちだ。リタイアした老人が一人でふらっと来ては、酒をちびちびやりながら食事を取るような店だ。私がいる間にも3人ほどそんな方がいらした。
私が頼んだのはおでん定食(800円)。おでんの他に、刺身、おしんこ、あとなぜかバナナ(昔はご馳走だったよな)。
おでんはどんだけ長い時間煮込んだのか、どれもいい色をしている。大根なんか黒に近い茶色。しかし、食べてみると見た目ほど味は濃くない。濃い味を期待していると肩すかしをくらう。この辺は好みによって評価が分かれるだろう。私的には値段とのバランスも考慮して○である。寒くなってから改めて来てみよう。
会社に戻る前に有隣堂本店に寄り、涼みがてら本を探す。最近、靖国やA級戦犯などに絡めた右寄りの本が増えてきた。気になる本もあるが、まだ読み終わっていない本を持っているのを思い出し、買うのを我慢する。
余談だが、最近読んだ本で「経営学」(小倉昌男)が面白かった。成功した経営者が書く本にありがちな気負いやけれんみがなく、淡々と事実を綴ってあるのが読みやすい。それでいて、宅急便を成功させるまでの経緯と節目節目の決断は、誇張されていない分説得力がある。
午後は請求書作ったり、見積書作ったり、明日客先に持っているデータを用意したり。。。 メールでいろいろやり取りしながらそんなことをしていると、あっという間に夜だ。今日も1日が早い。