2006年10月25日
2006年プロ野球日本シリーズ
最初に昨日のエントリーを一部訂正。
携帯電話のつながりやすさについて、日本の主要三キャリア間では変わらない、という主旨のことを書いたが、私の認識不足だったみたい。池田信夫先生のブログでわかった。
(一部抜粋)
ドコモのFOMAは、コアネットワークも基地局も丸ごと変えなければならないが、CDMA2000はDDIの2GのインフラcdmaOneと互換性があり、2Gの基地局に付加的な設備をつけるだけで3Gになるので、改造は低コストで早くできた。しかも3Gの端末で2Gの基地局の電波も受かり、FOMAが電波の届きにくい1.9GHz帯しか使えないのに対して、auの3Gは有利な800MHz帯も使えるため、カバー率はFOMAよりはるかに高くなったのである。
念のために身近な人間にも確認したところ、体感的にもキャリア間のつながりやすさの差はあるらしい。失礼しました。ちなみに私はauユーザです。
さて、話変わってプロ野球の日本シリーズだ。北海道日本ハムが初戦を落とした後3連勝して、日本一に王手をかけたようだ。どちらのファンでもない人間にとってはどっちが勝ってもいいのだが、心情的には日本ハムを応援したくなる。なぜそう思うのか、理由を整理してみた。
1. 判官贔屓。
どちらも日本一にはずいぶん長いこと縁遠いようだが、中日は一昨年リーグ優勝を果たして最近は強いイメージが定着してきている。それにひきかえ日本ハムは、25年ぶりのリーグ優勝ということで、「よく頑張ったなあ!」という思いが強い。
2. スターの有無
興業である以上、客を呼べるスターの力は大きい。日本ハムは何といっても新庄だ。好き嫌いはあるだろうが、プロ野球が興業(見世物)であるということを十分に理解した上でのパフォーマンスは、見事なプロ意識だ。逆に中日は、スポーツとしての野球を純粋に好きな人を満足させるチームである。特に荒木、井端の二遊間コンビのプレイは見事だ。どちらを好むかは人それぞれだが、一般受けする華やかさは圧倒的に前者だろう。
3. ご祝儀
新庄が今期引退することは決まっている。ヒルマン監督も来期はメジャーリーグの監督になる可能性が高まっている。さらに、今年FA権を取得した小笠原は来期は巨人か中日かと言われている。現時点ではっきりしているのは新庄の引退だけだが、どうも日本ハムが来期も活躍できる可能性は低いように思う。だったら、今年だけは日本ハムに夢を見させてあげようじゃないか。
とまあ好き勝手なことを書いて申し訳ない。自分のひいき球団がいない日本シリーズの楽しみ方って、こんなもんだ。
札幌で決着がつくか、それとも再び名古屋に戦いの場を移すのか。明日の対戦が楽しみだ。