2006年10月18日
社員面談(準備編)
何回も書いているが、今月からシーブレインは新年度である。
年度が変わるにあたって、3つの大きなイベントがある。
(1) 新年度の予算作成
(2) 前年度の決算申告
(3) 社員の給与改定
(1)は当然済んで、社員にも発表した。(2)は社内での作業はほぼ終わり、後は税理士さんにお任せすることになる。ちなみに、申告は決算月の2ヵ月後までなので、シーブレインの場合は11月末日までにやらなければならない。
あとは(3)である。(1)も(2)も重要だが、社員にとっては何よりもこれがもっとも重要なイベントであろう。シーブレインは昨年から完全年俸制にしたので、1年の収入がこの面談で決まる。会社としても、社員に納得してもらうために厳正な評価をしなければならないので、非常にナーバスな仕事になる。
手続きとしては次のようになる。
まず社員には、前期の初めに目標を書いてもらった考課シートがあるので、それに本人としての目標達成度を書いてもらう。それに対して、それぞれの所属長が評価した達成度を記入する。
あと、前年度の実績をプロジェクト単位でまとめた資料を基に、客観的に業績貢献度と役割遂行度を評価する。
そして社員と面談し、それぞれの評価について確認した上で、今期の年俸を決めることになる。
面談は所属長と私とで行う。小さい会社ながらも、普段一人ひとりとじっくり話す機会があまりないので、面談では給与の評価以外にも社員からの質問や要望も聞くようにしている。その中には、会社の方針、方向性、仕組み、手法などに対する疑問や提案もあり、私にとっては給与を決めるのと同じくらい重要なやり取りになる。ある意味、それらは社員から私への評価でもあるからだ。
私は全社員と面談するので、1週間は日中のほとんどが面談になる。心身を整えておかないと、中途半端なコンディションでは社員に負けてしまう。
現在は、前期の実績をプロジェクト単位で集計し精査しているところだ。面談は今月末から来月初に行う。