2007年2月20日
辞典機能付きフィードリーダー『G10 Reader』運用開始!
本日、シーブレインは新しいWebアプリケーションを発表した。
『G10 Reader』(http://wordg10.com)というフィードリーダーである。
このブログを読んでいただいている方はご存じだと思うが、フィードリーダー(RSSリーダーという方が一般的みたい)とはどんなものか簡単に説明する。
フィードリーダーとは、ブログサイトやニュースサイトなどをあらかじめ登録しておくことによって、サイトが更新されたことを知らせてくれ、かつ更新された内容を読むこともできるというツールだ。新しい記事が掲載されていないかどうか、いちいち見に行かなくても済んでしまうというわけだ。詳しくはウィキペディアの記事などを参照していただきたい。
定期的にチェックしているサイトが少ない人には、フィードリーダーのありがたみはわかりにくいと思う。数件くらいのサイトだったら、「お気に入り」に登録しておいて順番に見ても大して時間はかかるまい。しかし、数10件、場合によっては100件以上のサイトをチェックする人にとっては、いちいち見に行くなんてやってられない。更新された記事だけを効率的に読みたいのである。
そんなにたくさんのサイトをチェックする人がいるのか、というツッコミもありそうだが、逆説的になるが、フィードリーダーを使うことによってそんな途方もない情報収集が可能になり、その便利さが止められなくなるのだ。
たとえば、一般ニュースをチェックするにしても、1社よりは複数社の記事を読み比べた方がより正確な事実と客観的な見方を得ることができる。それがジャンルごと(地域、業種、技術、スポーツ、音楽、 etc.)に複数のサイトを見比べようと思えば、あっという間に数10件のサイトが登録されてしまう。
それ以外にブログサイトもある。各分野で定評のある人のブログ、気になっている会社の社長ブログ、芸能人のブログ、スポーツ選手のブログ、友人のブログ、しょこたんぶろぐ。。。 今の世の中、気になる情報が溢れていてきりがない。すべての情報をチェックすることはとても無理だが、限られた時間で効率的に情報を収集するために、フィードリーダーは強力なツールになる。
ここまでが一般的なフィードリーダーの説明だ。シーブレインの『G10 Reader』にはさらに強力な機能が付いている。「辞典機能」である。記事を読んでいるときに知らない単語が出てきた。よくあることだ。そんなときに、その意味をその場で調べることができるのだ。
『G10 Reader』では英和・英英辞典と日英のウィキペディア(要約版)を検索することができる。気になる単語があったらそれをダブルクリックするだけで意味が表示される(↓こんな感じ)。
水平的に幅広い情報を収集するフィードリーダーに、垂直的に意味を深める辞典機能。『G10 Reader』は“知識を深掘りする”フィードリーダーを目指している。ぜひ一度お試しいただきたい。もちろん無料。簡単な利用者登録だけですぐに使うことができる。
ご利用はこちらから → http://wordg10.com
ただし、まだベータ版なので発展途上です。これからさらに使いやすく有効なツールに進化させていきます。辞典の種類ももっと増やしていきたいと思っています。そのためにも、皆様のご意見・ご要望をお待ちしております。
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