2007年3月20日
馬車道駅イベント
今馬車道駅で二つの写真展が開催されている。
ひとつは、2009年の開港150記念事業の一環として行われている「横濱ブリリアントウェイ」によるWebフォトコンテスト入賞作品の展示だ。「横濱ブリリアントウェイ」自体が、横浜の夜景を観光資源として世界にアピールしようという活動らしいが、今回のフォトコンテストの題材もまさしく横浜の夜景だ。
最優秀賞から佳作までの全23点が展示されているが、どれも横浜らしいシーンを切り出している。この展示会は3月22日(木)までということでもうすぐ終わってしまうが、横浜ブリリアントウェイのサイトでも見ることができる。
そして、もうひとつは「赤レンガ倉庫96年の記憶」という写真展だ。赤レンガ倉庫の歴史を1900年代初期から現在までの全50点ばかりの写真を、3つのフェーズ(誕生~繁栄・成熟、停滞、再生)に分けて展示している。こちらは4月8日(日)まで。
横浜の夜景と赤レンガ倉庫の歴史、いずれを見ても改めて横浜の魅力を感じる。
横浜はさまざまな問題や課題も抱えているが、ここ数年明らかに横浜はそれまでの停滞から抜け出そうと動き出している。その源泉となっているのは政管による上からの力だけではなく、民間による自分たちの街を活性化したいという自主的な意思だ。
そして、そういった民間の活動にはインターネットが非常に有効に利用されている。ネットによる情報発信と情報共有からコミュニケーションが活性化し、さらにコラボレーションとして具体的な行動へつながっていく。身近でこういった現実を知ると、ネットによるパラダイムシフトというのはかなり大規模なレベルであり得ると再認識させられる。
シーブレインもネット関連の事業を行っているが、目先の技術やサービスだけでなく、もう少し高い視座から遠くを見るようにすれば、ちがった可能性を見つけられるのかもしれない。