2008年10月 7日
ナンテンの実に温暖化を憂う
朝、犬の散歩で鶴見川の土手を歩く。
川縁を歩く犬に気を取られていたのが、ふと反対の土手側に目を向けると赤い実が繁っている。ナンテンだ。
まだ若干色が薄いとはいえ、この赤い実は冬の訪れを表すものだ。しかし、まだうちでは扇風機を回しているぞ。もう?! 目の前の赤い実が自分の体感する季節とだいぶズレていることにちょっと驚く。
田舎育ちのせいもあるのだろうが、昔は暦どおりに四季をしっかりと感じることができた。夏が終わって秋が来て、冬が近づいてくるのがわかったのだ。
しかし最近は温暖化によって、暦、周りの自然、そして自分自身の感覚が一致しなくなってきた。せっかく四季のある国に生まれたのに、だんだんその感覚を狂わされているようで悲しい。こういうのはきっと文化にも影響するだろうな。
さて、ナンテンは実になるとすぐに気がつくが、花なんて見た覚えがない。Wikipediaには白い小さな花の写真が載っている。うーん、見たことがあるような、ないような。
こんな控えめな花なのに花言葉は情熱的だ。「私の愛は増すばかり」…。
花言葉ってのはいつも思うのだが、誰が何を思ってつけたのだろう。名付けたときのその人の心理状態に、かなり影響されているのではないだろうか。
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