2009年11月 2日
投資としてのマニュアル作成アウトソーシング
本日、シーブレインWebサイトにあるマニュアル作成サービスの「主な実績」ページを更新しました。
実績数を大幅に追加して、さらに業種ごとに分類したので、お客様と同じ業種の実績があるか探しやすくなったと思います。マニュアル作成をご検討されているお客様は、ぜひ一度ご覧になってください。
昨年のリーマンショック以来、多くの企業は経費を切り詰め、投資を抑え、じっと我慢している状況が続いています。システム開発案件も凍結、延期、または予算を縮小されたという話を耳にします。何とかシステム自体は構築しても、マニュアルまで費用をかけられずに社内で作成した、という話もよく聞きました。マニュアル作成の難しさを知る我々プロとしては、マニュアルの重要性があまり認識されていないようで残念です。
経営者の端くれとして、少しでも費用を削りたい気持ちはよくわかります。しかし、本当にマニュアルはその程度のものでしょうか。ただのコストなのでしょうか? システムのおまけなのでしょうか?
多額の投資で構築したシステムだからこそ、想定したとおりにきちんと運用して、導入効果を最大限に引き出さなければなりません。しかし、新しいシステムを全員がスムーズに使いこなせるようになることは、非常に大変です。
システムに沿った新しい業務フローを把握して、個別の画面操作を覚えて、アウトプットをどこに提出するのか、保管するのか・・・。使いこなすために覚えてもらいたいことは山ほどあります。どうやってそれらを短期間に効果的に習得してもらえるか。その答えがマニュアルだと思います。
マニュアルはシステムのパフォーマンスを最大限に引き出すために不可欠なツールです。マニュアルはコストでもおまけでもなく、お客様にソリューションを提供するシステムの一部なのです。
ただ、もちろん無駄に費用をかける必要はありません。お客様自身がやれるのはどこまでか、かけられる予算はいくらか。シーブレインは、お客様ごとに異なる事情に柔軟に対応できる複数の料金プランも用意しています。
不景気の今だからこそ、必要な投資と削減すべきコストは見極めなければなりません。かけた費用以上のリターンが期待できるものは、コストではなく投資です。投資として、マニュアルのアウトソーシングを改めてご検討してみてください。
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