2009年10月26日
新年度を迎えて
すっかり1ヵ月に1回の更新ペースになってしまったこのブログ。。
言い訳がましいことを言わせてもらえば、9月が決算期だったので結構忙しかったのだ。
正しく言うと、決算で忙しかったわけではない。過ぎたことに対して今更何かできるわけではなく、前期の決算についてはまな板の上の鯉である。そもそも決算申告は11月なので、それはまだいい。
何が忙しかったかと言うと、今月から始まる(始まった)新しい期の準備。
まず、予算を作らなければならない。各事業グループ単位でたたき台を作り、それをベースに、ああでもないこうでもない、と経営会議で何回も議論する。
頭を絞らなければならないのは、結果としてまとめた数字ではなく、それをどうやって実現するかという方法論だ。
数字はあくまでも目標であり、それを眺めているだけでは実現はできない。実現するためのしくみや施策を考える必要がある。これが非常にむずかしい。特に今は、これまでと同じようなことをやっていては、絶対実現できない。会社を取りまく環境は激変している。
今期、肝に銘じていること。
(1) 今までとは違うこと、他社とは違う施策を考える。
(2) 計画した施策は愚直に実行する。
(3) 実行した結果を評価して、想定と異なったならまた別の施策を考える。
要は、PDCAサイクルを確実に回すということだ。それも、短い周期で確実に、だ。
具体的な施策は斬新なことを考える必要がある。しかし実現する方法は、当たり前のことをただひたすら愚直に実行する。それしかない。
厳しい状況においてこそ人も会社も成長する。
これからの1年で、社員が会社がそして自分自身がどこまで成長するか、勝負の年だ。
組織は人なり | |
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