2010年1月 4日
2010年の年頭にあたって
新年明けましておめでとうございます。
リーマンショックだかトヨタショックだか「Change」だか政権交代だか、いろんなものに翻弄された2009年はあっという間に過ぎてしまいました。
率直なところ、2009年は納得のいく年ではありませんでした。結果に対してではなく、考えることばかりに時間をかけて行動が伴わなかったことに対してです。
年改まって2010年。今年は節目の年です。当社にとっては創立15周年になります。そして、私自身にとっては、50歳!という人生の節目の年でもあります。
孔子によると、50歳は「知命」。その意は、天が自分自身に与えた使命を自覚した年、ということだそうです。
う~ん・・・。未だ何かを決断するにあたって迷う私は「不惑」(40歳)ですらないような。。自分の未熟さを思い知らされます。
事業について言えば、昨年1年を通して感じたことは、今までのやり方(広告、提案、価格設定など)がだんだん通用しなくなっている、ということです。お客様の要求条件は以前に増してハードルが高くなっています。それに対応するには、今までの延長線上で考えていては限界があるということを痛感しました。まったくちがうやり方を考え出さなければ、お客様に満足していただくことはできません。
ドラッカーの言葉を改めて思い出します。
企業の目的は“顧客の創造”である。
そのために必要な機能は、“マーケティングとイノベーション”である。
原点に還って、この命題を追求するのが今年の課題です。
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