株式会社シーブレイン > 馬車道の社長日記 > バンクーバー五輪:お疲れ様、国母選手

バンクーバー五輪:お疲れ様、国母選手

スノーボードの国母選手。残念ながらメダル獲得はならなかった。

つまらないことで見咎められて、謝罪すべき会見でさらにひんしゅくを買って一斉に批判され、開会式には出られない、母校の応援会は中止になる。。こんな状況で出場してどうなることかと思っていたが、8位入賞ならがんばったのではないか。

しかし、国母選手に関する報道は競技前日あたりから風向きが変わってきた。批判一辺倒だったのが、実際は悪いヤツではないとか、私は国母に命を助けられたとか、そんな話が紹介される。そこまで責めなくてもいいじゃないか、という国会議員の話が取り上げられる。
さすがにあのまま競技に参加させたりしてはいけないと思ったのか、大衆に迎合する日本のマスコミはその辺の空気に敏感だ。

私個人としては、服装だけの問題ならそんな大騒ぎするような話じゃないと思っていた。その後の会見で「「チッ、うっせーな」 と言った(らしい)のは私も不愉快だ。しかし、それは悪意ではなく未熟なだけである。まだガキだというだけだ。親やコーチの責任も多分にある。

それを、ここぞとばかりに一斉に攻撃する輩の方がずっと不愉快だし、むしろ有害だ。著名な人や成功した人に嫉妬する、悪い日本人の特徴が表れている。正義のフリをして多勢に紛れて人を攻撃する人間は、便所でコソコソ落書きをする連中と同等の卑怯な臭いがする。

他人の意見に流されず、自分の目で見て頭で判断した結果を主張する。
賞賛するところは賞賛する、とがめるところはとがめる。一部だけですべてを判断してはいけない。

私はそうありたいと思っている。


竜馬がゆく〈1 立志篇〉
竜馬がゆく〈1 立志篇〉
文藝春秋 1988-10-05
売り上げランキング : 17739

おすすめ平均 star
starやはり、無類の面白さ
star「日本を今一度せんたくし申し候!」
star男になりな!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Webサイト制作、IT翻訳、マニュアル制作なら
株式会社シーブレイン(横浜)にご相談ください。