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「目標」を達成させる 2015

今日から社員の考課面接が始まりました。当社の人事考課は「考課表」と「目標管理」の2つから成ります...という話を1年前にブログ(「目標」を達成させる)に書きました。

そのエントリで書いたように、前期はそれまでのやり方を見直して目標設定のプロセスや書式を変え、さらに4半期ごとに面接してPDCAサイクルを回すことにしました。しかし、1年経った今、思っていたような成果を上げることはできませんでした。目標を達成できなかったり、うやむやになってしまったケースがいくつかありました。

どうして期待した成果をあげることができなかったのか? まだ面接を始めたばかりなので全体を総括することはできませんが、以下の3つの理由が目立ちました。

1.目標を達成するという意識が不十分だった
2.実務が忙しく目標の課題をやる時間がなかった
3.目標を立てたときから状況が変わり、その目標の意義が薄れた

1.についてはプロセスや書式をいくら変えてもダメで、なぜ「目標管理」(管理という言葉は違和感がありますが)をやるのかということを十分に納得させられなかった、という根本的な動機付け不足に尽きます。

2.もベースには1.の理由があると思っています。目標の課題も目先の実務と同じように重要だとわかっていれば、そのための時間をある程度は確保できたのではないかと。ただ、この理由のもっと大きな問題は、目標の課題が実務と別の物としてあることです。本来目標はスキル向上だったり業務プロセスや環境の改善だったりと、実務に密接したものであるはずです。それが実務が忙しくてできないということは、目標の立てさせ方がずれていたということでしょう。

3.については、基本的に目標のスパンは1年となっているのですが、途中で目標を適切に見直しできなかったということです。

今期はこれらを反省して変えていかなければなりません。変えるのは大きくは2点です。

・ 実務の中で達成できる目標にする
・ 短期間(1ヶ月〜3ヶ月)で達成できる目標に刻む

これから連休明けまで3回の面接を行い、全員に目標を考えてもらいます。

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