2015年4月 8日
今さらながらWebサイト
今日はWebサイトを作りたいという山梨県の会社を訪問してきました。当社の営業エリアはほぼ首都圏(1都3県)に限られているのですが、たまに遠くの会社からもお声をかけていただくことがあり、可能な範囲で対応しています。
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横浜から車でおよそ2時間です。天気が良ければ桜も桃も咲いていて絶好のドライブになるはずだったのが、よりによって予想外の寒さで雪まで降る悪天候。途中で寄った談合坂のSAでは雪が桜の花に積もっていました(写真ではわかりませんが)。
今日のお客様はWebサイトを作るのは初めてとのこと。今はほとんどの会社がWebサイトを持っているように思えますが、事情によって作られない会社もあります。こちらの会社は以下のような理由でこれまで必要とされていませんでした。
- 業界が狭く取引先が限定されている
- 成熟した業界で新規の顧客が期待できない
- ネットで検索して探されるような汎用的な製品ではない
確かにこれまでの取引の範囲内で考えれば、わざわざお金を出してWebサイトを作る意味はありません。それが今回作ろうと思われたのは、これまでの枠を超えて営業範囲を新たに開拓しようとされているからです。アンゾフのマトリックスでいうところの「市場の開拓」です。
新しい市場へ乗り込めば当然自社を知らない顧客ばかりなので、何よりも"信用"してもらうことが最初の大きなハードルになります。初めての取引を検討する際には必ず相手のことを調べるでしょう。そのときにWebサイトは非常に重要です。
検索してWebサイトがないのは論外ですが、あればいいというものではありません。掲載されている内容の充実度はもちろん、デザインや使い勝手(UI)の良し悪しも企業イメージを大きく左右します。Webサイトの出来が悪いとせっかくのチャンスを失ってしまうのです。今日のお客様はその重要性を十分に認識されていらっしゃいました。
まだお話を伺ったばかりでどうなるかわかりませんが、新しく挑戦されようとする会社のお役に立つのは当社の本望です。どのようなWebサイトがふさわしいか考えてみたいと思います。