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業務マニュアルの成果

業務マニュアルはそれを作り始めたときから成果を得ることができます。
業務マニュアルを作るには、まず今までの仕事のやり方を棚卸しなければなりません。いつ、どこで、誰が、何を、どうやっていたかを、関係する部署(または工程)ごとに洗い出します。このとき複数の人に話を聞くと、いかに曖昧なルールで仕事をやってきたか、また人によってやり方が違っていたかという事実がボロボロ出てきます。これが最初の成果です。今まで見えなかった問題が浮き彫りになるわけですね。

また、話が前後しますが、業務マニュアルを作る場合は関連する各部署(または各工程)からメンバーを募り、プロジェクトチームを作ることをお勧めします。マネージャーや経営企画室とかがトップダウンで作成するのではなく、現場の担当者自身が自分たちの仕事を振り返り、問題点を発見し、改善策を考える。このボトムアップのプロセスに非常に大きな意味があります。今までとは違う視点から自分の仕事を検証する、今まで知らなかった自分の担当以外の仕事を理解する、など、仕事に対する見方や考え方を鍛えることができるのです。業務マニュアルを作るときの大きな副次効果と言えます。

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