2005年12月13日
日本語に対する緊張感
ネットで買い物をしました。
そうしたら、次のような注文確認メールが送られてきました。
新留正剛様毎度ありがとうございます。
○○○○ 担当の△△です^^以下の内容でご注文を受け付けました。
お支払い総額が確定しましたので、ご連絡させていただきます。可能であれば、お振込時には「ご注文番号」を「振込人名」の頭に入力してください。
※商品はご入金確認後の発送となっておりますので、
なるべくお早めにご入金くださいますようお願い申し上げます。――――――――――――――――――――
[ご依頼主] 新留正剛 様
――――――――――――――――――――
[受注番号] XXXXXX[お支払方法] 銀行振込
[お届け先] ご本人様宛
:
(以下略)
銀行で振り込もうとして、ハタと迷いました。
「お振込時には「ご注文番号」を「振込人名」の頭に入力・・・」とありますが、「ご注文番号」と書かれたものはありません。
この場合、一般的な感覚として「受注番号」がソレなんだろうと察することができるでしょうか。たしかに、スーパーのポップや居酒屋のメニューなどであれば、顧客もこの程度の言葉の不統一はおおらかに察してあげるでしょう。しかし、ネット販売のように、一度も会った事がない人から文書だけで入金を促されたときに、このような軽率さは不安を覚えます。人によっては、購買を躊躇することもあると思います。
対面の販売であったときのおおらかさはネット販売ではありません。一言一句がその店の信用につながるのです。もっと日本語に対する緊張感が必要ではないでしょうか。