2006年7月31日
一ヶ月ぶり
一ヶ月ぶりのエントリーだ。
前回最後に書いたのが6月28日。その翌日の6月29日の未明、古い付き合いの友人が亡くなった。
まったく予期しない突然の病で、発症からわずか2時間余りのあっけない死だったという。
ちょうど20年前、中途ながらも同じ時期に前の会社に入社した。年も一つしか違わなかったため、プライベートでも親しく付き合ってきた。社会人になってからいちばん付き合いの古い友人だったのである。
亡くなって真っ先に連絡をもらい、彼の自宅へ向かった。それまで実感できなかったのが、亡骸となった彼の額に手を触れたときに、自分でも驚くほど涙が溢れてきた。苦しんだとは思えない本当に穏やかな表情。44歳という若さで突然死んでしまった彼の無念さを思うと、その穏やかな表情がかえってやりきれなかった。
このブログで彼の死に触れないわけにはいかなかったが、結局書けるようになるまで1ヶ月が過ぎてしまった。思いは尽きない。しかし、今はただ静かに彼の冥福を祈りたい。