2006年10月12日
勢いは止まることを知らず
Googleだ。
今週初にYouTubeを買収したという発表で驚かせて、今日はGoogle Docs & Spreadsheetsのベータ版を発表した。ほんとにあの会社の勢いは止まることを知らず、やり放題である。
昨日、サイボウズラボの秋元さんがブログにGoogle教のサイトのことを書いていた。シャレなんだろうが、ここまで勢いがあるとあまり笑えない。いったい誰がGoogleを止められるのだろう。
しかし、ビジネスとしてはひたすら広告収入なのだ。その点は全然新しくない。強さの源泉は、インターネットというインフラに最もマッチしたサービスを提供し続けている、という点だ(それが非常にむずかしいのだけど)。まったくの極論だが、人々が広告を必要としなくなったらどうするのだろう。あり得ない話なんだろうが。そのあたりに落とし穴がありそうな気がするのだけれど、まったく余計なお世話だよね。
If Google is God, who is Satan?Good question, but the answer should be obvious. Satan is quite simply Microsoft.
「Googleが神なら、サタンは何です?」「Microsoftに決まっておろう」
前述のGoogle教のサイトにあるFAQで、秋元さんも取り上げていた一節だ。
マイクロソフトがPCの世界を牛耳っていた頃(今もそうだが)、あの会社に翳りが見えることはないだろうと思われた。しかし、歴史を見返しても、一世を風靡した会社でその輝きを保ち続けられた例はほとんどない。何が起こるかわからないのだ。
逆に、今はちっぽけな会社でも大化けすることもある。夢を持ち続けることが大切だと、自分を勇気づけよう。