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カリスマ経営者退陣

通常のGWより1日早く27日(金)から休みをもらって、30日(月)までの3泊4日で沖縄に行ってきた。あいにくの天候で一足早い夏を楽しむというわけにはいかなかったが、めぼしい観光名所を巡って有意義に過ごすことができた。しかし、次の機会があれば、天気のいい沖縄をもっと長い期間をかけて満喫したい。

さて、ちょうどその旅行中に、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木会長が6月19日付で取締役を退任することが発表された。旅行中はネットをチェックする時間がなかったので、今日になってようやく詳しい情報を収集することができたのだが。当然のことながら真相はわからないが、いわゆる詰め腹を切らされたという見方が大方のようだ。

ソニーやプレステ3が今後どうなるかはわからないし、そのことをあれこれ考えるほど特別な興味はない。だが、久夛良木健という個人には非常に興味がある。久夛良木氏については人並みの知識しかないが、誰もが知っているこれまでの実績だけ見ても、卓越したビジョンと実行力を持ったエンジニアであり経営者であり、リーダーであったことは否定されないだろう。

著名な経営者については意識してその言動をチェックしているが、久夛良木氏は今の日本において世界相手に堂々と勝負ができる最強の経営者、というのが私のイメージだ。最新の技術を理解するセンス、その技術と未来のあるべき姿を結びつける構想力、そしてその夢を果敢に実現する経営者としての腕力、そのすべてを兼ね備えた人は他にはいないのではないか。一緒に仕事をする人はものすごく大変だと思うが。

まだ56歳とのことなので、これからどんなことをやるのか目が離せない。ソニーという組織を離れることによって、今まで抑えられていたものがはじけるのではないか?


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