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「バッテリー」完

以前このブログでふれた「バッテリー」の最終巻が、4月5日に文庫本として出版された。発売日(正確には発売日前夜)にいそいそと本屋に行き、購入してはそのまま居酒屋へ。ビールを飲みながら2時間ほどで読み終えた。

おもしろかった。しかし、これで終わりとは何とももどかしさが残る。最後に主人公が投じた1球はどうなったのか? 試合の結果は? 主人公達のその後は? もう少し知りたい。もう少し読ませてほしい。とずっともやもやしていたのが、やっとすっきりすることができた。「ラスト・イニング」という続編があったのだ。

この連休中に読んだ。人によっては、この話は不要、「バッテリー」の最終巻で余韻を残して終わっていた方がよかった、というコメントもあるようだが、私としては納得できる内容だった。成長過程の少年達の話なので、この後もそれぞれの迷い、葛藤、成長というものはあるだろう。ただ、この続編で少なくとも2人の少年が出した結論は、この物語の一段落であるように思う。

私としては小5になった息子に読ませたいのだが。映画にもなったことだし、そのうちDVDでも借りてきっかけを作るか。

バッテリー 6 (6)
バッテリー 6 (6)あさの あつこ

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star最終巻なのに
star大人が書いたとは思えない、リアルな青春小説
star“少年”というのは、“可能性”なんですね

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star面白かった
starいい本だけど
star青春小説の王道かもしれない。

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