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アウトラインプロセッサ

マニュアルに限らず、少しまとまった文書を書くことがある。
そんなときに欠かせないのが「アウトラインプロセッサ」だ。

ある程度分量のある文書を書くときは、まず構造(いわゆる目次)を考える。最初にいちばん大きい階層を作って、それから順々に下の階層を作っていく。文書の構造化である。そして、最小単位まで構造化してから、その中身の文章を書いていく。

それを直感的にできるのがアウトラインプロセッサだ。私が使っているのは「IdeaTree」というシェアウェア。

「IdeaTree」では文書構造が以下のように表示される。

必要に応じて階層を展開したり閉じたりすることができる。順番を入れ替えるのも、階層を上げたり下げたりすることも簡単だ。

これによって全体の構成を確認しながら、説明順序がおかしくないか、内容的に同じレベルの説明が同じ階層になっているか、見出しの付け方が文書全体で統一されているか、などをチェック・修正できる。

ビジネス文書は構造に一貫性・整合性がなければならない。それがわかりやすいさにつながる。アウトラインプロセッサはそれをサポートしてくれるツールだ。

今や私は、アウトラインプロセッサなしにまとまった文書を書くことはできない。


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