2010年1月29日
iPadに期待
昨日はネット上のあちらこちらで、iPad発表の話題が取り上げられていた。
速報性が優先されて断片的な情報の記事が多かったが、今日になってまとまった記事も出てきた。以下の日経ビジネスオンラインの記事は、機能面だけでなくビジネスとしての展望も詳しく書かれているのでわかりやすい。
変幻自在のApple「iPad」、紙メディアの逆襲始まる
日本時間の1月28日午前3時、ついに米Appleのタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」がベールを脱いだ。Apple史上、最高の端末との呼び声が高く、かつて「iPod(アイポッド)」と「iTunes Store(アイチューンズストア)」が音楽の流通を劇的に変えたように、新聞や雑誌、書籍など紙メディアの流通を激変させる可能性を秘めている。
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(後略)
《引用元:日経ビジネスオンライン》
端末で本を読むということは、かなり以前からいろいろな企業が挑戦してきた。しかしいずれも、読みやすさや使い勝手という点でユーザーを満足させることができず、普及するまでには至らなかった。そういう意味で私も少し前までは、この手のモノはあまり期待していなかった。
しかし、iPhoneを使い出してから大きく見方が変わった。これは結構いけるんじゃないか、と。端末で本を読む抵抗感を払拭している。具体的にポイントを挙げると・・・。
- Appleならでは、フォントがきれいで見やすい。
- レスポンスが早い。ページをめくるときなど、読む速度が中断されることがない。
- 楽しい! 上記の2つが実現されているからなのだが、字を読むという行動に加えて、端末自体をいじる楽しみがある。
もちろんiPadはまだ触ったことがないが、iPhoneの使いやすさがあの大きさで実現できているとしたら、画期的にすごい製品だ。
ただ、今日になって批判的な記事も出て、シングルタスクでどうするんだ!とか、Flashが動かないなんて!などと言われているようだ。
それらの批判は確かに妥当だと思う。しかし、それでもiPadへの期待はふくらむ。なぜなら、それがAppleの製品だから。つまり、Steve Jobsが中途半端なモノで妥協するわけがないからだ。必ず批判を跳ね返すだけの製品に仕上がっていくと思う。
Steve Jobsの流儀 | |
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