2010年2月10日
がんばれ、総理
民主党の枝野氏が行政刷新担当相に就任した。鳩山首相は自我を発揮し始めたのか。
麻生首相に対してさんざん「あなたはぶれる!」と攻撃していた人が、いざ自分が首相になってみると優柔不断でぶれてばかりのように見える。
最近経営の場では、いったん決断したことを翻すことは「あり」だとされている。情報の伝播が早く状況が刻一刻と変化する現代において、過去の決断に固執するリスクの方が危険だからだ。
しかし、政治の場ではそうはいかないようだ。影響が大きすぎる。まして、首相たるものが人の意見に左右されるようでは危うくて仕方ない。自分の信念で決断して、決断した以上は断行して欲しい。
民主党を応援しているわけではないのだが、今の日本の状況は首相を変えたりもう一度選挙をしたりなどしている余裕はない。今やらなければならないことを着実に実行してほしいと期待する。
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