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防災訓練

9月1日は防災の日となっていますが、当社でも2日(月)に防災訓練を行いました。
2年半前の東日本大震災では横浜でもかなり強い揺れが起こり、当社でもサーバがラックから落ちるなどの被害がありました。また、交通機関は停止して長時間かけて歩いて帰った者、家まで帰りきれずに別の社員の家に泊まった者などもおり、地震の怖さとその影響の大きさをまざまざと思い知らされました。

あの経験を踏まえて、大きな地震が起きたときに確実に社員の安全を守る、ということを再優先に今回の防災訓練は行いました。

まず、地震が起きたときには何よりも身の安全を確保しなければなりません。一般的に言われるように机の下に潜ることが第一。ヘルメットも全員に渡してあるのでそれも着用します。
揺れが収まったら、周囲の人間の無事を確認します。その後は被害の状況によりますが、社外への避難が必要となれば火元となるものを始末して階段を使い退去します。避難する際は各自に渡してある避難袋を持参します。中身は以下の写真とおりです。

・ 水
・ 食料
・ ラジオ付き手回し充電ライト
・ マスク
・ 軍手
・ サバイバルシート

業務の継続が不可能となれば帰宅することになりますが、できるだけ単独にならないように同じ方面の社員は連れ立って帰るようにします。
無事に帰宅できたかを確認する必要もありますが、震災時には電話やメールが繋がらなくなることも前回の震災で経験しました。そこで、当社ではクラウドのサービスを利用して状況を確認するように運用ルールを定めています。

他にも、帰宅できない人のために水、食料、非常用トイレ袋などを会社に用意しています。さらに、万一エレベーターに閉じ込められたり何かの下敷きになった人がいたら救出できるようにバールも購入しました。考えられる備えはひととおりしてあります。

平時に聞くと大げさな感じもすると思いますが、会社としては社員の安全を守る責任があり、できるだけの対策を講じておくのは当然のことだと考えています。
ただ、できればこれらのものを使わないで済むことがいちばんの願いです。

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