2016年11月 4日
忘年会シーズン到来!
忘年会? 11月に入ったばかりだというのに何を気の早いことを言っている。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、忘年会の幹事をやったことがある方ならご存知でしょう。20人くらいの忘年会だと参加者全員の都合の合う日にいい店を予約するためには10月後半から動かないとダメなんです。ということでシーブレインでも社員から忘年会の企画を募りました。チームごとに案を出してもらってコンペで決定という流れです。
改めてシーブレインのチーム制度について説明します。シーブレインにはWebソリューションとIT翻訳という2つの事業部があります。それぞれまったく異なるお客様を対象にしているため普段は仕事上での交わりがありません。なのでわずか20人ばかりの小さい会社なのに放っておくとちがう部門の人とまったく口をきかない状態になってしまいます。実際数年前まではそうでした。しかしそれでは同じ会社にいる意味がありません。そこでいろいろ試行錯誤した挙句に考えついたのが部門間を越えた「チーム」を結成することです。両方の事業部の社員を3、4人のチームに振り分けます。今年は4つのチームができています。そのチーム単位でイベントの企画を出してもらったり社内の改善提案を出してもらいます。今年で4年目になりますが、仕組みとしては定着して今では部門を越えた会話も日常的に交わされるようになりました。
で、話を戻して忘年会です。4つのチームが考えた企画案をプレゼンしてもらい、全員でいいと思った案に投票します。投票は2回です。最初の投票で2チームに絞り2回めが決選投票となります。2回投票するというのが意外におもしろくて、最初の投票でいちばん票を集めた案が決選投票では負けることがあります。いろんな思惑が交錯するのですね。
今回採用された企画についてはネタバレになるので今は伏せておきます。忘年会後に改めてご紹介しましょう。私が1票を投じたのは採用された案とは別の企画でした(社長でもみんなと同じ1票しかないのでゴリ押しはできません)。その企画は「BUTA CLOUD(みんなで豚を喰らうど)」というものです。前々から一部の社員の間で豚の丸焼きを食べたいという意見があって事あるたびに提案されるのですが、未だ一度も採用されたことがありません。今回はそれに加えてキッチンスペースを借りて食材を持ち込み自分たちで料理をしようという企画でした。豚の丸焼き(予算の関係で1/4ですが)には興味はなかったのですが、ただ飲み食いするだけでなく自分たちで料理するというのがイベント感があっていいなと思いました。学生の頃の料理実習を思い出します。しかし、残念ながら決選投票で敗れてしまいました。
こんなイベントの企画のコンペを4半期に1回やります。イベント自体も楽しいですが、このコンペもけっこう盛り上がります。プレゼンそのものもおもしろいですし、それにツッコミを入れるやり取りも笑ってしまいます。社員が好き勝手に言い合うのを見ながら数年前とはずいぶん会社の雰囲気が変わったなと感慨深いものがありました。