2015年9月10日
Apple新製品祭り
Appleが9月9日（日本時間の9月10日深夜）にイベントを開催し、いろいろ新製品を発表しました。誰に頼まれたわけでもありませんが、まとめサイトの情報を元に気になる製品について勝手にコメントしてみます。
Apple Watch
WatchOS 2にアップデートされエルメスと組んだApple Watchなどいくつかラインナップも増えたようですが、それほど目新しいものはなかった印象です。今年4月に発売されたばかりの製品なのでまだまだこれからでしょう。
ちなみに未だに実際に着けている人を見たことがありません。私自身もまだ欲しいと思いません。何よりバッテリーが1日しか持たないというのはさすがに躊躇します。しかし、将来的な可能性は感じます。キーワードはやはり「ヘルス」でしょう。
iPad Pro
12.9インチ。Macbook Airの11インチより大きなiPad。解像度も他のApple製品と比較しても最高レベルです。それにキーボードとスタイラスペンがアクセサリとして付属します。そうなっちゃったか、という感じです。
キーボードについては以前このブログでも書きましたが、すでにiPadを使っている私としては必要だと実感しています。しかし、スタイラスペンは...... スティーブ・ジョブスが2010年に初めてiPadを発表したとき「スタイラスペンなんてありえない！」と言いました。私も個人的に好きでありません。だってカッコ悪いもん。しかし、今回のiPad Proのターゲットは企業です。なんたってマイクロソフトがOffice for iPadまで用意したんですから。だから、とにかくビジネスユースに応えられるよう実用性を最優先したというのがiPad Proなのでしょう。でも、コンセプト的にマイクロソフトのsurfaceとかぶってるのがAppleらしくありません。
個人的には、iPadは教育現場（学校、大学、幼稚園）でもっと活躍の場を広げるべきだと思います。まだまだITが十分に活用されていない現場だし、企業でPCに置き換わるiPadより子どもたちが目を輝かせながら使っているiPadの方がAppleらしいと思います。
iPhone 6s / 6s Plus
今回のイベントでこれがいちばん注目されていたと思いますが、あまりコメントすることがありません。CPUが70%高速になってカメラの解像度が8MPから12MPになって、あと3D TouchとGIFアニメ撮影ができる機能がついて。どれも想定内です。おーっ！と歓声が上がるような革新ではありません。iPhoneに限らずですが、最近のAppleの新製品はどれも正常進化に収まっているという印象です。そんな革新的な機能がそうそうひんぱんに出てくるものではないことは重々承知しております。しかし、それでもAppleファンが期待するのはそこなのです。出たばかりですが、次の7に期待したいです。
正常進化でも防水とか防衝撃とか、地味だけどものすごくありがたい進化もあるのですが、そちらへ向く気はまったくないみたいです。
